巨匠パトリス・ルコント来日「恋する気持ちを押さえないで」

[シネママニエラ]恋愛映画の巨匠パトリス・ルコント監督が来日し１２月４日、シネスイッチ銀座で行われた映画『暮れ逢い』のプレミア試写会舞台あいさつに登壇した。花束贈呈ゲストとして、すみれが来場した。

本作は実業家の若妻と野心的な青年秘書との不倫の恋を美しくも官能的に描いたラブストーリー。

この日、パトリス・ルコント監督は、「これまでに１５回、日本に来ておりますが毎回楽しみにしております。本作は、愛と欲望を描いた物語です。どうか皆さん、恋をする気持ちを押さえないでください。もっと自然な形で恋をすれば、世界はもっと幸せになると思っています」とあいさつ。

２０１４年の日本では、ドラマ「昼顔」連続ドラマ「花子とアン」などで、道ならぬ恋が社会現象になった。今作が年の締にふさわしく、大人の恋愛映画であることから、改めて「幸せな男、恋をしている男ほど美しいものはありません。愛されている女性ほど美しいものはありません。この映画をみた皆さんが恐れず恋をするといいなと思います」と語りかけた。

映画『暮れ逢い』は、2014年12月20日[土]よりシネスイッチ銀座ほか全国ロードショー