[シネママニエラ]映画『サンドラの週末』は、カンヌ国際映画祭において2度のパルムドール大賞含む史上初の5作品連続主要賞6賞受賞を誇るダルデンヌ兄弟(ジャン=ピエール&リュック・ダルデンヌ)監督が、マリオン・コティヤールを主演に迎え描き出した等身大のひとりの女性の物語。
ディオールのミューズとしても知られ、ヨーロッパのみならずアメリカでも人気の高い女優マリオン・コティヤールが、ほぼノーメイクでサンドラの弱さと強さ、繊細さ、心が折れるかどうかの瀬戸際に立つ者の心の機微を渾身の演技で魅せ、この作品で外国語映画では異例のアカデミー賞主演女優賞にノミネート! 映画『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』以来、2度目のオスカーが期待されている注目作品だ。
映画『サンドラの週末』あらすじ
体調不良から休職していたが、まもなく復職する予定だった。ある金曜日、サンドラは突然解雇を言い渡される。しかし、同僚のとりなしで週明けの月曜日に同僚たちによる投票を行い、彼らの過半数がボーナスを諦めてサンドラを選べば仕事を続けられることになる。ともに働く仲間をとるか、ボーナスを取るか、シビアな選択だ。その週末、サンドラは家族たちに支えられながら、同僚たちを説得して回る―。どのような言葉で人の心は動くのか、自分の人生と善意は天秤に掛けられるのか、サンドラは仕事を続けられるのか。
2014年ベルギー、フランス、イタリア合作映画/95分
原題=Deux jours, une nuit
日本公開=2015年5月23日
配給=ビターズ・エンド
© Les Films du Fleuve – Archipel 35 – Bim Distribuzione – Eyeworks – RTBF(Télévisions, belge) – France 2 Cinéma
公式サイト www.bitters.co.jp/sandra
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