[シネママニエラ]完璧な大人向けの感動作と称えられる映画『インサイド・ヘッド』のロサンゼルスプレミアが6月8日(現地時間)に開催され、ピクサーを代表するフィルムメーカーたちが勢ぞろいした。
ピクサー長編アニメーション20周年を迎え、ディズニー黄金期の立役者で製作総指揮を務めるジョン・ラセターと歴代ピクサーの全15作品に声優として登場しているジョン・ラッツェンバーガーも登場。2ショットで同作について語った。
ジョン・ラッツェンバーガーは、スタジオの記念すべき一作目『トイ・ストーリー』シリーズのブタの貯金箱、ハム役から『インサイド・ヘッド』まで、全てのピクサー作品で声優を担当してきた。彼は、「20周年という節目の年を迎えたけど、すべてのピクサー作品にかかわってこられたことを本当に嬉しく思っているよ。」と20年間という歴史をかみしめながらも、最新作で演じるキャラクターについて「僕が演じたのはフリッツというキャラクターだよ。でも、言えるのはここまでだから、あとは劇場で探してみてほしいな」と、特別な情報として名前だけを明かした。
ジョン・ラセターも「ラッツェンバーガーは、ピクサーの幸運のお守りであり、私の良き友人でもあります。『インサイド・ヘッド』が15作目になりますが、すべてに出演してもらっていますよ」と、ピクサーの隠し玉、ラッツェンバーガーを称賛。
また、本作の見どころについて、ジョン・ラセターは「この作品もみなさんにお披露目できることができて本当に興奮しています。この作品は我々ピクサーにとっても、とても特別です。みなさんの中で“感情”や“思い出”がどのような形をしているか、をお見せします。それはとても特別なものなのです。とても感動的なお話です。11才の女の子が成長する話です。親は「早く大きくなってほしい」と言いますが、子供たちはその通り、成長するのです。そして変わっていくのです。その過程で頭や心の中で何が起きているのか、それを見ることができるというのはとても面白いと思います」と語る。
最後に、日本のファンに向けて「やぁ、私はジョン・ラセターです。今日は『インサイド・ヘッド』のプレミアです。きっとみんな、この作品を楽しんで、大好きになってもらえると思います。笑って、泣いて、心が温かくなりますよ!私たち、私も、日本が大好きです。また日本に行けることを心待ちにしてます。ドウモアリガトゴザイマス!」と日本語で締めくくった。
アメリカ映画
原題=Inside Out (2015) IMDb
全米公開=2015年6月19日
日本公開=2015年7月18日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
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