[シネママニエラ]スタジオ地図の細田守監督が、アニメーション映画『時をかける少女』、『サマーウォーズ』、『おおかみこどもの雨と雪』以来3年ぶりとなる新作を完成させた。それが、この『バケモノの子』だ。普通ならば出会うことのないバケモノと少年、その奇妙な師弟関係を軸にして、少年がバケモノたちの棲む世界で修行し成長していく様を綴る新冒険活劇!
映画『バケモノの子』あらすじ
この世界には、人間の世界とは別に、もう1つの世界がある。バケモノの世界だ。人間界【渋谷】とバケモノ界【渋天街(じゅうてんがい)】。交わるはずのない2つの世界に生きる、ひとりぼっちの少年とひとりぼっちのバケモノ。ある日、9歳の少年・蓮(れん)はバケモノの世界に迷い込み、バケモノ・熊徹(くまてつ)の弟子となり、九太(きゅうた)という名前を授けられる。その偶然の出会いが、想像を超えた冒険の始まりだった。
「父親は子供に何ができるもだろう。いろいろなかたちの父親が子どもを育てていく。先生や同級生などいろいろな人を見て、育っていく。九太にとって、女子高校生の楓も役割としては師匠のひとり。子どもというのは何かに長けた人の影響を受けている。そして、入道雲は成長していく、それを青年の成長とかけている。夏に見るアニメの経験は、子供時代を彩るもの。映画のなかで彩ってあげたい。夏休みの冒険で一皮むけるというのはなくてはならないと考えている」
【とりびあ】
映画『スネーキーモンキー 蛇拳』が最大のポイント。『スリーメン&ベビー』もインスパイアされている
[スタッフ]
監督・脚本・原作=細田守
作画監督=山下高明 西田達三
美術監督=大森崇 高松洋平 西川洋一
音楽=高木正勝
[キャスト](声の出演)
役所広司/ 宮﨑あおい 染谷将太
広瀬すず/ 山路和弘 宮野真守 山口勝平
長塚圭史 麻生久美子 黒木華 諸星すみれ 大野百花/津川雅彦
リリー・フランキー 大泉洋
日本映画/119分
日本公開=2015年7月11日
配給=東宝
公式サイト http://www.bakemono-no-ko.jp/
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