[シネママニエラ]癒し動物時代劇「猫侍」シリーズの最新作『猫侍 南の島へ行く』のヒットスタートを記念し、ドラマ版&映画版のロケを行ったEDO WONDERLAND 日光江戸村にて撮り下ろした白猫の玉之丞(あなご)の厳選写真19点を公開。日本アカデミー賞授賞式公式カメラマンでもある写真家の石川登栂子が「猫をかわいく撮る3カ条」を明かした。
北村一輝、映画『猫侍 南の島へ行く』台湾プレミアで熱烈歓迎うける
写真家の石川登栂子さん「猫をかわいく撮る3カ条」伝授
猫をこわがらせないために上から撮らず、猫の目線まで下がること。被写体が警戒心の強いノラ猫の場合は、遠くからズームで撮った方が無難です。
あくびや顔を洗う動作は、連写での撮影がオススメ。何回か撮っていれば、良く撮れた1枚が必ずあるはず。スマホにも連写機能があります。
レフ板代わりに顔の下に白い紙を置くだけで、目がキラキラに。また、明るい場所よりも、少し暗い場所で撮影した方が黒目が大きくなります。
白猫の玉之丞(あなご)の厳選写真
北村まゆみさん(動物トレーナー「ZOO動物プロ」)
あなご(玉之丞役)のビジュアルがかなり浸透しているので、何回も観られて「この時があなごで、元気なのがさくら(若)、縁側にいるのがさくら(大人)…」みたいな楽しみ方をされる方もいらっしゃったんです。でも、あなごと北村一輝さんの相性が非常にいいということもあって、懐に収まったりした時の自然な感じはあなごでしか出せないんですね。それもあって、あなごがメイン。ですが、あなごは緊張シィなので、さくら(若)もポイント的にはすごく重要な仕事をしてくれてます。久太郎が火あぶりにされる場面で、長老が降ろして一人で歩いて久太郎の所まで行く動きは、「これは、さくらでしょ!」と思って任せたんですけど、導線を一発で決めてくれましたから。あとは、黒猫ヤムヤム役のジャックとの相性ですね。ジャックとのラブラブ・シーンは、ほぼさくらです。さくら(大人)は高齢なんで、今回は参加していません。
映画『猫侍 南の島へ行く』は公開中