[シネママニエラ]怪獣シリーズ『ガメラ』の生誕50年記念作として日本で製作される『GAMERA』の新映像が10月8日(現地時間)ニューヨーク・コミコン2015でお披露目され、石井克人監督とプロデューサーたちが現地でトークイベントを行った。第28回東京国際映画祭では旧4作の上映と、この度の予告編上映も行われる。
大映と角川の伝統であるガメラを復活させたいと立ち上がった映画会社KADOKAWAの井上伸一郎代表取締役専務が「ガメラのアイデンティティーである、人類の味方であるとは限らないがこどもの味方であること。ほかの怪獣にはない陸海空で活躍できる機動力がガメラの決定的な魅力だ」と語り、石井克人監督が手掛けた『GAMERA』の予告編映像を披露。詰めかけた大勢のファンは歓喜の声をあげた。今作のこのコミコン限定の特製Tシャツの配布にもご覧の通りの人だかりが。
石井監督は「大事なキャラクターを手掛けることに緊張しました。自分でプロジェクターを買って怪獣映画の研究もした」という。すると「ガメラは50年生き続けますか?」との質問が飛び、菊池剛プロデューサーは「もちろん」と即答。アニメも実写も得意な石井監督がいれば無問題と太鼓判を押した。『GAMERA』新プロジェクトは後日発表となるので続報を待ちたい。
ガメラ生誕50周年サイトでショート版の予告編を公開中。
http://gamera-50th.jp/