[シネママニエラ]現在大ヒット公開中の『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』の初詣&超大ヒット祈願イベントが1月8日、東京・神田明神で行われ、ジバニャンやコマさんなどの妖怪19体と、ケータとイナホのキャラクター、計21体の着ぐるみが大集結した。
「妖怪ウォッチ」の生みの親で、年男でもある日野晃博クリエイティブプロデューサー(レベルファイブ代表取締役社長兼CEO)と21体が、本殿を前に揃った図はまさに圧巻! 猿年にちなんだサルニャンをはじめ、羽織袴姿のUSAピョンやフユニャンたちが、ちょこちょこと動きながら各配置につく姿に、初詣に訪れた一般客も思わずカメラを向けるほど、愛らしい姿を振りまいていた。
全国359館(434スクリーン)で公開した『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』は、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(全国368館/958スクリーン)を抑え、2週連続観客動員数第1位を記録する大ヒット。だが、日野社長自身も『スター・ウォーズ』ファンとのことで、「僕にとって『スター・ウォーズ』は怪物のような作品なので、成績を比較されることだけでも光栄」で「競い合えたことが嬉しい」と謙虚にコメント。「これからも世界で戦えるコンテンツをしっかり作っていきたい」と、ハリウッド進出も含め、海外展開への決意も語った。
もともと「妖怪ウォッチ」は、『マトリックス』『摩天楼はバラ色に』などの洋画はもちろん、『スター・ウォーズ』(以下、SW)のポスターを模してみたり、映画前作ではヨーダを元にしたと思われる“マスター・ニャーダ”が登場し、フォースならぬホースの力を使ったり、現在は“USAピョン”が怒ると赤いレーザー光線を放つ、その名も“ベイダーモード”に豹変するなど、SWの影響を受けているのは間違いない。
また、現在開発中のゲーム最新作「3」の舞台がアメリカが予定なだけに、今日登場した妖怪たちの中で日野は、トウモロコシ(コーン)をモチーフにした、「ピントコーン」(何を言われてもピンとこない妖怪)がお気に入りな様子だった。早くも2016年冬には映画第3弾の公開も決定しており、「まだ言えませんが、過去にない仕掛けを考えている」とのこと。配信中のゲーム「妖怪ウォッチぷにぷに」や、年内発売予定の「妖怪三国志」など、まだまだ妖怪ブームは続きそうだ。
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』はその名の通り5つの物語で綴られるが、最後のエピソードで全部が繋がる構成が見事。ケータとイナホの初顔合わせ、TVで名前だけが出続けていたコマさんとコマじろうのお母ちゃんがついに登場するなど、映画ならではの見どころ満載。前回出番の少なかったコマさんも大活躍する。
子供たちは、“妖怪になる行程”や、ジバニャンやブシニャンたちの奮闘(暴走?)記、コマ兄弟が驚いたときに発する「もんげー!!」に笑い、大人は子供の成長や、子への無償の愛に共感し、笑って泣ける、まさに世代を超えて愛される作品に仕上がっている。(取材・文=藤沢ともこ)
「あけましておめでとうニャン! みんなが映画館に会いに来てくれたおかげで、今日はこ~んなにたくさんの妖怪たちと遊びに来れたニャン! ありがとうニャン! 映画は超大ヒット公開中! 観た人も観てない人も映画館で待ってるニャン! みんな! 今年もよろしくニャン!」
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』は、大ヒット公開中
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』公式サイト www.eiga-yokai.jp
『映画 妖怪ウォッチ エンマ大王と5つの物語だニャン!』作品情報・予告編
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