加瀬亮「WOWOW この街の命に」獣医役!戸田恵梨香と共演も会話は敬語
[シネママニエラ]俳優の加瀬亮がWOWOW「ドラマW この街の命に」で、動物愛護センターに配属され殺処分の現実に困惑する行政獣医役に挑む。
女優の戸田恵梨香も同僚医師役で出演しており「SPEC (スペック)」シリーズ以来の共演となる。戸田は「(加瀬との)殴り合いがないのが淋しかったです(笑)。髪の毛も伸びていますし、スーツじゃないし、表情も柔らかですし、なんだか妙に恥ずかしかったのを覚えています」と語る。
一方の加瀬は「SPECのときとは全く違う関係の役でしたが、自分自身は戸惑いは全くありませんでした。戸田さんは、とても信頼している役者さんで、いつでも刺激と安心を撮影に与えてくれる人だと思います」としながらも、実は「戸田さんのマネージャーさんと自分のマネージャーが、再度の共演なので現場でモニターをみながら『敬語で戸田と加瀬が話してること自体もの凄い違和感だね』などと、SPECの時との違いを笑っているのを目撃しました(笑)」と明かしてくれた。
本作は、映画『いつか読書する日』の脚本・青木研次と監督・緒方明が、犬猫の殺処分に直面する行政獣医たちの葛藤と再生を描いた人間ドラマ。映画『いつか読書する日』の主演女優・田中裕子が新任所長・高野綾子役でドラマW初出演する。
日本国内で1年間に殺処分される犬猫は10万頭(環境省、平成 26年度発表)を超えるという。映画『DOG×POLICE 純白の絆』の経験もある戸田について、加瀬が「今回は現場で戸田さん一人がズバ抜けて犬との接し方に長けていることにびっくりしました」と話している。
「この街の命に」の脚本は丁寧に書かれていて、淡々とした静かな話だと思いました。結論をいそがずに、声高に何かを叫んでいないところも好きでした。(実際に撮影をして)共演者たちが皆愉快で素晴しく、とても充実した撮影でした。人と動物などの問題は、業を含む難しい題材ですが、今回、このような機会をいただいて、自分にとって様々な角度からそれらについて考える良い時間となりました」
「私自身子供の頃から犬と生活をしてきて、たくさんの思いをそれらに抱いていました。この台本を読んだ時には戸惑いましたが、一人でも多くの人に事実を知ってもらうべき題材だと思いましたし、やらせて頂けて良かったと思っています。ドラマでは描ききれない事実があります。この作品をきっかけに犬猫に興味がない方達にも今日本では何が起こっているのかそんな事に興味を持ってもらえたら幸いです」
WOWOW「ドラマW この街の命に」あらすじ
動物愛護センターに行政獣医として配属された牧田洋(加瀬亮)は国の法律に従い業務を遂行する。誰かがやらねばならない仕事だと言い聞かせて。同僚の行政獣医・幡枝亜紀(戸田恵梨香)は病院に通い、精神安定剤手放せない状態だ。
WOWOW「ドラマW この街の命に」2016年4月2日[土]夜9時よりWOWOWプライムにて放映放送開始
公式サイトwww.wowow.co.jp/dramaw/konomachi
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戸田恵梨香と加瀬亮も「スペックホルダー」だった?!