[シネママニエラ]ワンダーウーマンの国連名誉大使の任命式が10月21日(現地時間)、ニューヨークの国連本部で開催され、1970年代のテレビドラマ主演を務めた女優のリンダ・カーターと、来年公開する映画版主演の女優ガル・ガドットらが参列しスピーチも行った。リンダの力強いスピーチに対して、ガルが「あなたが大統領になるべきね」と笑いを誘う一幕もあった。
奇しくも初の女性大統領誕生か?と沸くアメリカの大統領選のさなかに発表となった、アメコミDCが育んだ美女戦士“ワンダーウーマン”は、男性キャラクターが席巻するアメコミ界の中で異色にして、本年が生誕75周年となる。
女性の活躍が望まれにくい日本と比べて、世界には女性が生き生きと能力を発揮できる国が多くなっている。起業のアメリカ、政治のアイスランド。例えばアイスランド共和国は女性首相ヨハンナ・シグルザルドッティルの誕生により男女格差は最小に、リーマンショックもなんのそのだ。「女性が輝く社会」という言い回しはどうかと思うが、何といっても男性の意識改革が最重要。懐の広いエンターテイメント界から動きがでるのは実に喜ばしいこと。女性の権利向上をアピールする名誉大使としての活躍にも期待したい。
パティ・ジェンキンス監督×ガル・ガドット主演の映画『ワンダーウーマン』は、人間社会から孤立した女性だけの一族のプリンセスとして生まれ圧倒的な強さを誇る美女戦士へと育つ設定。
ワンダーウーマンは力、知性、リーダーシップ、正義、愛を世界に広めることをミッションに掲げています。我々の最高を引き出してくれます。彼女の目的はとてもシンプル。ワンダーウーマンは平和のために戦い、一歩踏み出させてくれます。そんな彼女は親善大使に適任だと思います。そのような素晴らしいことを微力ながらお手伝いさせていただけたこと、本日の式典に参列させていただけたことを誠に光栄に思います。どうもありがとうございました。
40年も前、光栄にもワーナーによりテレビドラマ「ワンダーウーマン」にキャスティングされました。当時女性が主演なんて初めてでした。原作者マーストン博士の妻、当時48歳のエリザベスという女性の力によって実現し、そして、ワンダーウーマンがリアルなものとして、共感してもらえました。ワンダーウーマンはみなさんの内なる力を引き出してくれます。世の中の女性のみなさん、女の子たち。あなた方は何にだってなれるのです。夢見ることを忘れないでください。あなたの中のワンダーウーマンは、必ず期待に応えてくれるから。
1941年に、ウイリアム・マーストン博士によってワンダーウーマンという暴力ではなく愛を、戦争ではなく平和を唱え、今もなお最大の女性スーパーヒーローとなっている原型を作り上げました。世の中には健康保険もなく、十分な栄養や教育も受けられず、将来の夢を抱けない女の子もいます。その子達にとって筋の通らない男性は例えスーパーマンだって許さないワンダーウーマンはどう写るのでしょうか? 今回、親善大使に選んでいただけたということは、実際に存在する人間だけでなく、お話の中のコミックのキャラクターが不正を暴き出すことへ役立てることを国連が理解していることを示唆します。ワンダーウーマンは親善大使として、貧困、飢餓、男女平等、そして真の世界平和に貢献いたします。実際の施策として既に2017年に平和、不正、男女平等に焦点を当てたマンガを世界同時、複数言語で世に送り出すことを予定しております。さらにワンダーウーマンの絵柄を国連にお貸しすることでの全面協力も予定しています。
映画『ワンダーウーマン』(ワーナー・ブラザース映画 配給)は2017年夏より全国公開
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