映画『田吾作どんのいる村』は2017年6月3日[土]18:00/20:30、4日[日]13:00/15:30、渋谷ユーロライブにて限定上映

新潟発!映画『田吾作どんのいる村』クラウドファウンディング成功で東京上映決定

ニュース

自然豊かな新潟でオールロケを行った中編映画『田吾作どんのいる村』が、インターネット上で出資を募るクラウドファウンディングで目標金額を上回る資金を集め、6月3日、4日に東京・渋谷のユーロライブにて限定上映されることが決定した。

菜の花畑の田吾作どん
菜の花畑の田吾作どん©︎2016 Naoki Inoura All Rights Reserved.

本作は、日本有数の豪雪地帯であり、また米どころとしても知られる新潟で、過酷な自然と寄り添いながら暮らす人々の在りようを、架空の伝説になぞらえて描いたファンタジー映画。新潟県出身の猪浦直樹監督が原作・脚本・編集も手掛け、一年にも及ぶロケで、ある少年の悲恋を描き切った。

昨年すでに新潟県内各地で上映され、好評を博した本作。東京での上映を目指し、クラウドファンディングサイトMakuake(マクアケ)で出資を募ったところ、60日間で目標金額の40万円を上回る46万5,000円が集まる結果となり、猪浦監督も「駄目元でしたが、まさかの目標額達成です。ありがとうございました」と喜びの声を上げている。

上映時には各回で舞台挨拶とQ&Aも行われる予定で、すでに劇場には多数の問い合わせが寄せられているとのこと。なお、猪浦監督の前作、短編『彼』も同時上映される。当日券は1,000円。(文:小島弥央)

映画『田吾作どんのいる村』あらすじ

長い凶作が続き、どの家も貧しく生活が苦しいある村。いつまでも子供のままの少年、田吾作どんは田んぼを駆け回り、夕陽を眺め、トンボを追いかける毎日を送っていた。ある秋の日のこと、田吾作どんは村の娘に恋をしたのだが、娘には許嫁がいて……。(2016年/ カラー / HD / 45分)
監督・原作・脚本・編集 猪浦直樹 |キャスト 加藤大輔、YUKA、池田直樹、若林奈緒子ほか

映画『田吾作どんのいる村』は2017年6月3日[土]18:00/20:30、4日[日]13:00/15:30、渋谷ユーロライブにて限定上映
映画『田吾作どんのいる村』公式サイト
公式SNS Twitter | Instagram | 映画『田吾作どんのいる村』facebook

2017年5月31日 更新[本文、作品情報]

【関連記事】
映画『終の信託』の名カメラマン・寺田緑郎を偲んで…映画『田吾作どんのいる村』舞台挨拶
予告編で観る!今週の映画ランキング
映画公開カレンダー2017年

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Twitter で