NGT48の北原里英が、白石和彌監督のサスペンス群像劇映画『サニー/32』に主演するにあたり、「共演者みんな仲が良くて、現場は過酷ながらとても楽しかったです。新しい一歩を踏み出します!」などのコメントを寄せた。本作は、監督・白石和彌×脚本・高橋泉の『凶悪』タッグによる完全オリジナル作品。北原演じる中学校教師・藤井赤理の誘拐・監禁からサスペンスフルに展開していく。撮影は2017年2月2日~2月19日までNGT48の本拠地である新潟県にて、降りしきる雪の中で行われた。作品の完成は本年10月、公開は2018年2月予定だ。※こちらの記事はパソコンやタブレット端末からですとメッセージ形式でお読みいただけます。
グループからの来春卒業発表&女優としての活躍を誓ってから、主演映画の本作公開が世に発表される今の心境は?
ようやく情報解禁がきた…!待ちに待った瞬間を迎えて、震えるほど嬉しい気持ちです。この映画が決まったとき、そして撮影しているとき、ずっと早く言いたくてウズウズしていました。だけどどこかで、自分だけのものにしておきたいくらい大事な宝物のような気持ちもあり、不思議な感覚です。先日、グループから来春卒業することを発表させて頂きましたが、この映画をもって、新たな人生を歩み始められることをとても幸せに思います。
脚本を読んでの印象は?
最初から引き込まれました。本を読むだけでこれはとんでもないものになりそう…という予感と、自分にこれができるのだろうか?という心配とで、ワクワクドキドキしました。
白石組の印象、また白石監督とどのように役をつくったか?
白石監督の作品はどれも、心にトラウマが残るシーンがあるので、どれだけ残虐な人間がどんな心境で撮影してるんだろう…と思っていたのですが(笑)、実際の白石監督はいつだって演者のことを考えてくださり、現場のことを思ってくださり、自分が1番に動いてくださる凄く信頼できる方でした。演じるにあたって自分にできるのか不安ばかりだったのですが、白石監督がいつも安心させてくれました。
共演者について
瀧さんとリリーさんはわたしの大好きな『凶悪』コンビだったので、初めてお二人の2ショットを見たときは、こっそりテンションが上がりました! 映画などでは怖い印象の強いお二人ですが、実際はとても面白くてお茶目で可愛くて、瀧さんは少年のようで、リリーさんは包容力溢れる大人で、タイプの違うお二人なのですが2人がとても仲良しで癒されました。辛い撮影期間でしたがお二人といると甘えることができて、たくさん助けてもらいました。門脇麦さんも、ずっと一方的に画面を通して観ていた方だし、とても尊敬している方だったので、お会いするまで緊張していたのですが、空き時間には現場のブームだったしりとりを一緒にしてくれて、ほっこりした時間を過ごせました!共演者みんな仲が良くて、現場は過酷ながらとても楽しかったです。
観客となる皆さまへのメッセージ
すごい作品に参加させていただきました。わたし自身が1番楽しみにしているといっても過言ではありません。アイドルであるわたしが主演なので、それだけで避けてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、この映画の撮影は、そのことを忘れるほど集中して臨めました。この作品で新しい一歩を踏み出します!本当にたくさんの方に観て欲しいです。ぜひ白石監督の世界を楽しんでください!
映画『サニー/32』あらすじ
中学校教師・藤井赤理は、24歳の誕生日に、サニーの狂信的信者・柏原(ピエール瀧)と小田(リリー・フランキー)の二人によって誘拐・監禁される。彼らは赤理を「サニー」と呼ぶ。その「サニー」とは「犯罪史上、もっとも可愛い殺人犯」と呼ばれ、ネットなどで神格化し世間を騒がせた少女の愛称なのだが。
映画『サニー/32』特報映像
©2018『サニー/32』製作委員会
映画『サニー/32』(日活 配給)2018年2月より全国公開
映画『サニー/32』公式サイト
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