鉱 ARAGANE(小田香監督) – 映画予告編
©film.factory/FieldRAIN
ボスニア・ヘルツェゴビナ首都サラエボ近郊にある、ブレザ炭鉱を捉えた、小田香監督の長編デビュー作。知られざる地下世界を単身でカメラを持ち、坑夫と共に坑道に降り、その日々の労働を生々しく捉えた。山形国際ドキュメンタリー映画祭2015 アジア千波万波部門特別賞受賞作品。(英題 ARAGANE )
小田監督は『ニーチェの馬』を最後に引退した伝説の映画作家タル・ベーラ。彼が後進の育成のために設立した映画学校「film.factory」で3年間師事した
ボスニア・ヘルツェゴビナの首都サラエボ近郊にあるブレザ炭鉱は100年の歴史がある。ヨーロッパ有数の埋蔵量を誇ると言われているこの炭鉱は、第二次世界大戦、ボスニア・ヘルツェゴビナ内戦を乗り越え、現在も操業を続けている。一筋のヘッドランプの光だけが映しだす、闇に蠢く男たち。爆音で鳴り続ける採掘重機と歯車、そしてツルハシの響き。死と隣り合わせのこの場所で、人は何を想い、肉体を酷使するのか。カメラは闇に蠢く男たちをひたすら見つめる。(2015年/ボスニア・ヘルツェゴビナ、日本/DCP/68分)
監修 タル・ベーラ『ニーチェの馬』 プロデューサー 北川晋司、エミーナ・ガーニッチ
映画『鉱 ARAGANE』(スリーピン 配給)は2017年10月21日[土]より新宿K’s cinemaほか全国公開
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