俳優の豊川悦司が5月18日、阿部寛主演の映画『のみとり侍』の初日舞台挨拶に出席し、同作に出演の六代目桂文枝の「いらっしゃーい!」のモノマネを振り付きで披露して会場を爆笑させた。
エリート藩士・小林寛之進(阿部)が、藩主の指示により「蚤(のみ)とり」に左遷されたことをきっかけに町人たちとの交流を描いていく。原作は 小松重男著「蚤とり侍」(光文社文庫)。
本作で田沼意次を演じた、六代目桂文枝といえば、テレビ番組内で使う名台詞「いらっしゃーい!」はあまりに有名。この舞台挨拶イベントでは、関西出身の豊川が意外な一面を見せたのだった。大阪キャンペーンの感想を聞かれた際に、呼吸を整えてから名台詞の完全再現を試みて、見事観客の心を鷲掴み! 観客は豊川がそういうモノマネをする意外さの驚きから、じわじわと笑いはじめ、そのあとドッと声をあげて大笑いになった。
阿部は「今の「いらっしゃ~い!」に衝撃を受けました(笑)」と苦笑い。というのも、過去に阿部自身も(スタッフを相手に)真似たそうだが「僕の時は全然誰も笑ってくれなかったんです」とポツリ。本格的な共演が初めてという豊川のセンスに脱帽の様子だった。
そんな豊川が「(本作で)阿部寛と言う俳優の役者魂を見ました。なんでもできちゃうんですね!」と称えて笑顔を見せれば、阿部は「また今後も共演よろしくお願いします!」と同じく笑顔で返していた。
映画『のみとり侍』(東宝 配給)は2018年5月18日[金]より全国公開
©2018「のみとり侍」製作委員会
映画『のみとり侍』公式サイト http://nomitori.jp/
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