4DX鑑賞に最適!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

映画会見/イベントレポート 特集

『ジュラシック』シリーズの最新作『ジュラシック・ワールド/炎の王国』が4DX鑑賞に最適な理由はこれだ! まずテーマパークが劇場にやってきた的な面白さ。題材が恐竜テーマパークだけに4DXとの親和性がこれまで以上に高い作品になっている。

4DX鑑賞に最適!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』
4DX鑑賞に最適!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

現時点で日本の「4D映画」は、劇場によって上映システムに違いがあり、例えばユナイテッド・シネマ系列が採用している「4DX®」は、韓国CJグループ傘下のCJ 4DPLEX社が開発した映画館用の環境効果技術。劇中の動きをベースに、振動、風圧、水しぶき、閃光(ストロボ)、香りといったものが体感できるのだ。

4DX鑑賞に最適!『ジュラシック・ワールド/炎の王国』

前作『ジュラシック・ワールド』4DX上映の際には取り入れていない、座席の背もたれから熱風が噴射される【Warm Air(熱風)】と、風や水しぶきが吹き荒れる【Rainstorm(嵐)】効果が新たに追加になった!

そして、なんといっても次から次へと登場する様々な恐竜たちの登場シーンは、4DXだからこそさらなるハラハラドキドキが体験できるので、迫り来る火山の臨場感や大噴火に見舞われ、未曾有の危機に陥ったジュラシック・ワールドの世界観にぴったりな体験ができるはず。

恐竜たちが駆けて飛び回る迫力!

映画の冒頭から座席の振動が! 意外にもこれが程よくて、マッサージにも感じられる心地良さ。後半のアクションシークエンスでかなりビビることになるのだが、それでも楽しい。個人的に一番ビクついたのは、恐竜の鼻息(=熱風)の演出。座席背もたれの頭の高さあたりの位置に穴があり、そこからブシューとくる。しかも、こちらが油断している時に限って、やってくる!

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』4DX上映インタビュー

©Universal Pictures

サメを一飲みできる恐竜モササウルスや、パークを恐怖のどん底に叩き込む恐竜インドミナス・レックスはもちろん、本作ではインドミナス・レックスとヴェロキラプトルを遺伝子操作して誕生した新種インド・ラプトル(=超狂暴|インドミナス・ラプトル[ Indominusraptor ])も登場。

恐竜対決では、すさまじい振動に見舞われるし、荒い鼻息を吹きかけられるなんて! マルコム博士役の俳優ジェフ・ゴールドブラムがインタビュー動画で語るような「(恐竜の)口臭」があるか否かは是非、劇場で確かめて。

最新技術の恐竜!最高のアトラクション・ムービーに!

“恐竜”たちに巨匠・スティーヴン・スピルバーグが命をふきこみ、かつて誰も観た事がなかったリアルでスリリングな映像体験映画『ジュラシック』シリーズ誕生25周年という節目の今年、最新技術のアニマトロニクスで恐竜たちに命を吹き込んでいる!

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』メイキング映像

©Universal Pictures

前作『ジュラシック・ワールド』で崩壊したテーマパーク「ジュラシック・ワールド」を有するイスラ・ヌブラル島で火山の大噴火の予兆がとらえられる。絶滅の危機に瀕するあの恐竜たちについて噴火すると知りつつ生死を自然に委ねるか、自らの命を懸け救い出すか選択を迫られる。

テーマパークの運営責任者だったクレアと恐竜行動学エキスパートのオーウェンは『ジュラシック・ワールド』以降、それぞれの道を歩んでいたが、この危機に対して行動に移すという究極のアドベンチャー! これまでの物語に絡む、ある人物が慈善事業=資金提供を申し出たことで恐竜救出作戦は実現していくのだが……。

監督のJ・A・バヨナは「(本作の)登場人物に共感し同じような体験をしてもらいたい」と話す。

ドラマ濃いめ、野心と野望と権利の追及!

シリーズ最高傑作!の声も高い本作。人間の負の側面である「野心と野望と権利の追及」ドラマであり、そこにイマジネーション、それにパンドラの箱を用意した展開。男女問わず、子供から大人まで全世代を惹きつける内容は、観る者全てを画面に釘付けにする。

オーウェンと子ども時代のヴェロキラプトルのブルー
オーウェンと子ども時代のヴェロキラプトルのブルー©Universal Pictures

ちなみに人間同士のバトル時にも振動効果は作用し、俳優クリス・プラット演じる主人公オーウェンの取っ組み合いシーン(相手は観てのお楽しみ)では、オーウェンのパンチ力が感じられる場面も。結構すごい。

そして、次回作『ジュラシック・ワールド』第3章こそ、タイトルの通り、ジュラシックな世界=ワールドが描かれていくのでは。最初から、そこを目指していたのかなとも思えるから、単なるアトラクション風なエンターテイメント作品なだけではなく、根底に描かれる深みもジワジワとくる。

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』(東宝東和 配給)は2018年7月13日[金]より全国公開

映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』4DX®上映劇場
※劇場により、対応している効果が異なります。 ※上映劇場は変更となる場合があります。詳細は各劇場にご確認ください。

ユナイテッド・シネマ(18劇場)
シネマサンシャイン(6劇場)
USシネマ(5劇場)
フォーラム那須塩原
109シネマズ(8劇場)
コロナシネマワールド(9劇場)
イオンシネマ(7劇場)
アースシネマズ姫路 

可愛いヴェロキラプトル4姉妹とオーウェンの秘蔵映像
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』フォトギャラリー
ジュラシック・ワールド/炎の王国(原題 Jurassic World: Fallen Kingdom )
映画『ジュラシック・ワールド/炎の王国』公式サイト http://www.jurassicworld.jp
「CJ 4DPLEX」 http://www.cj4dx.com/jp/
「ジュラシック・ワールドAmazonDVDコレクション Blu-ray」(NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン)をAmazonで購入する

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