映画『マイ・サンシャイン』(原題 Kings )

アメリカ史LA暴動を描く映画『マイ・サンシャイン』

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ハル・ベリーとダニエル・クレイグの共演で、アメリカ史に刻まれるLA暴動を、普通の家族の視点から描く映画『マイ・サンシャイン』(原題 Kings )。デビュー作『裸足の季節』がアカデミー賞外国語映画賞にノミネートされたデニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督の最新作だ。

映画『マイ・サンシャイン』
ハル・ベリーとダニエル・クレイグ共演
©2017 CC CINEMA INTERNATIONAL–SCOPE PICTURES–FRANCE 2 CINEMA-AD VITAM-SUFFRAGETTES

この度、解禁された予告編ではハル・ベリー演じるミリーの笑顔が弾ける、サウスセントラルの片隅に暮らす家族のシーンから始まる。隣人のオビー(ダニエル・クレイグ)が口は悪いがミリーの家族を暖かく見守り、貧しくともささかやな幸せな日々が続くと思っていた。しかし、ロドニー・キング事件をきっかけに自体は一変する。銃声が飛び交う街のなかで奔走するミリーは、なによりも大切な家族を守ることができるのか。

デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン監督

ダニエル・クレイグは、多様な役柄を演じてきた偉大な俳優です。身体的な俳優でもあり、彼のパレットには、バスター・キートンやハロルド・ロイドに近い色調もあるのです。ダニエルが『マイ・サンシャイン』で演じたオビーは、何よりもその多様な色が必要でした。ハル・ベリーには、『裸足の季節』のアカデミー賞®のキャンペーン中に会いました。ユーモアと優雅さを併せ持った、ミリーの情熱にふさわしい女性です。でも、彼女に初めて会った時は、ミリー候補としてはまったく考えていませんでした。それなのになぜか『マイ・サンシャイン』の物語を彼女に話していました。このときの出会いの火花から、数年後に映画が生まれることになったのです。

映画『マイ・サンシャイン』(ビターズ・エンド、パルコ 配給)は2018年12月15日[土]よりヒューマントラストシネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネクイントほか全国公開

映画『マイ・サンシャイン』あらすじ

1992年、LA・サウスセントラル。家族と暮らせない子供たちを育てるミリー(ハル・ベリー)。貧しいけれども、ミリーの愛情は光に溢れ、誰もが居場所を見つけていた。隣人オビー(ダニエル・クレイグ)は騒々しいミリーたち家族に文句をつけながらも、実は彼らを見守っている。しかし、黒人が犠牲になった事件に対する不当な判決が出たことにより、LAで暴動が始まり、ささやかに暮らしていたはずの彼らの生活にも変化が訪れる…。(2017年/フランス・ベルギー映画/87分/PG12 )
監督・脚本 デニズ・ガムゼ・エルギュヴェン 音楽 ニック・ケイヴ&ウォーレン・エリス|出演 ハル・ベリー ダニエル・クレイグ ラマー・ジョンソン カーラン・ウォーカー レイチェル・ヒルソン 

映画『マイ・サンシャイン』予告編

©2017 CC CINEMA INTERNATIONAL–SCOPE PICTURES–FRANCE 2 CINEMA-AD VITAM-SUFFRAGETTES

映画『マイ・サンシャイン』公式サイト http://bitters.co.jp/MySunshine/
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