映画『名探偵ピカチュウ』が5月3日より公開となり、日本語吹替え版で声を担当した竹内涼真、飯豊まりえ、西島秀俊が舞台挨拶に登壇し、「アフレコ時も見入ってしまった」という同作の魅力を語った。
人気ゲーム「名探偵ピカチュウ」の世界観をベースに、ハリウッドが映画化した本作は、全国351館、417スクリーンで、5月10日公開の本国よりも早くお披露目。マスコミ向けの試写でも制作陣のポケモン愛もわかるし、ピカチュウの愛らしさに魅了される人が続出!
竹内涼真×飯豊まりえ×西島秀俊『名探偵ピカチュウ』の魅力を語る
ジャスティス・スミス演じる主人公ティムの声を竹内、キャスリン・ニュートン演じるヒロインのルーシーの声を飯豊は担当した。そんな本作のアフレコは「全部大変でした!(笑)。キャストの皆さんのお芝居がすごく繊細なので、そこを日本語で表現しきるのはすごく難しい」(竹内)、「ルーシー役のキャスリン・ニュートンさんが、すごく可愛いかったので、どうにか寄り添いたいという気持ちで必死にやりました」(飯豊)と振り返った。
ライアン・レイノルズによる名探偵ピカチュウの声は西島秀俊が担当。しかしながら、飯豊は「アフレコ中は誰がピカチュウの声なのか教えてもらえなかった」そうで、結局エンドクレジットで知ったそうだ。西島は「本当にプレッシャーを感じましたが必死にやりました」と話す。そして「ポケモンたちが、姿はもちろん動きが可愛いので見とれてしまい、声を出し忘れて」と苦笑い。「スタッフから「今ですよ」と何度か声をかけられた」ほどだと明かした。
なお、竹内は本作の製作発表会見で対面した、本作のロブ・レターマン監督からオファーを受けて本編出演し、ハリウッド映画デビューを果たしている。竹内の人生初の映画鑑賞は、1998年公開の映画『劇場版ポケットモンスター ミュウツーの逆襲』というポケモンファンだけに、感慨もひとしおの様子。撮影を振り返るトークは一段と熱がこもった。
竹内は「1月2日に弾丸でロンドンに行って、グリーンバックの前ですべて撮影をしました。僕はポケモントレーナーの役なんですけど、(ポケモン主人公の)サトシではないですけど、サトシだと思って演じましたからね!」とお茶目に語る。それから撮影現場でモンスターボールを手渡されて、「『高級なモンスターボールだし、一つしかないので絶対に壊さないでね。でも全力で投げて!』と言われて、すごく緊張しました」とエピソードにも触れつつ、「すごく丁寧に撮っていただきました。一瞬のシーンでも作品にかける熱量がハリウッドはすごいなと思いました」とまとめた。
最後にそんな本作について、竹内が「吹替版と字幕版では全然楽しみ方が変わると思う」とアピールすれば、飯豊も「実際にポケモンがいたらこんな感じなんだろうなというのが、この映画には ギュッと詰まっています」と同調。さらに西島は「実写化されたポケモンたちがとにかくかわいいのと、ストーリーが親子の愛の物語で非常に感動的なので、ぜひご家族、友だちなどたくさんの皆さんで見に来てくださると、鑑賞後に色々な話ができるて楽しいと思います」と締めくくった。
映画『名探偵ピカチュウ』(東宝 配給)は、2019年5月3日[金]より全国公開
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©2019 Pokémon
映画『名探偵ピカチュウ』公式サイトhttps://meitantei-pikachu.jp/
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