フリーソロ(原題 Free Solo ) – 映画特報
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ナショナル ジオグラフィック ドキュメンタリー フィルムズ製作。ロープや安全装置を使わずに素手で登る“フリーソロ”の第一人者アレックス・オノルドが、カリフォルニア・ヨセミテ国立公園にある970メートルの高さを誇るエル・キャピタンに挑む(原題 Free Solo )
監督は『MERU/メルー』が好評を博したコンビ、エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィとジミー・チン。全世界を興奮と熱狂の渦に巻き込み、本年度アカデミー賞®長編ドキュメンタリー賞受賞をはじめ、2018トロント国際映画祭観客賞、2019英国アカデミー賞を受賞(共にドキュメンタリー部門)など、世界で45賞ノミネート、20賞を受賞している。
映画『フリーソロ』あらすじ
「山」、それは人々を魅了し続ける好奇心の象徴である。登山の起源は、地図の空白を埋める為に、未踏の地を目指したことに始まる。20世紀半ばにはエベレストが征服され、現在では地球上のすべての山の存在が確認されている。それでも人は山を登ることをやめない。時に命綱なしで絶壁を登り、未踏峰の頂点に足を踏み入れる最初の人物になろうと挑む。死と隣り合わせの挑戦は、彼らのどんな夢を叶えるのだろうか。彼らが命がけで目にした情景はどれほど美しいのだろうか。身体を支えるロープや安全装置を一切使わずに山や絶壁を登るフリーソロ・クライミングの若きスーパースター、アレックス・オノルドには、途方もなく壮大な夢があった。それはカリフォルニア州のヨセミテ国立公園にそびえる巨岩エル・キャピタンに挑むこと。この世界屈指の危険な断崖絶壁をフリーソロで登りきった者は、かつてひとりもいない。幾度の失敗と練習を重ね、2017年6月3日早朝、アレックスは一人エル・キャピタンへと歩を進めていく。それは人類史上最大とも呼ばれる歴史的な挑戦の始まりといえる。(2018年/アメリカ映画/100分 字幕翻訳:畑アヤ子 字幕監修:平山ユージ)
監督・製作 エリザベス・チャイ・ヴァサルヘリィ、ジミー・チン 撮影監督 ジミー・チン、クレア・ポプキン、マイキー・シェイファー 音楽 マルコ・ベルトラミ 主題歌 ティム・マッグロウ「Gravity」|出演 アレックス・オノルド、トミー・コールドウェル、ジミー・チン、サンニ・マッカンドレス
映画『フリーソロ』(アンプラグド 配給)は2019年9月6日[金]より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国公開
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