タロンと監督『ロケットマン』日本のファン交流に笑顔!
エルトン・ジョンの半生を描く映画『ロケットマン』(原題 ROCKETMAN )のジャパンプレミアが8月15日に都内で開催され、同作主演のタロン・エジャトンが初来日し、デクスター・フレッチャー監督とともにイベントに出席した。
本作は、映画『ボヘミアン・ラプソディ』製作総指揮・最終監督(ノンクレジット)でもあるフレッチャー監督が手がけた音楽映画ということでも注目を集めている。
映画『ロケットマン』(原題 ROCKETMAN )ジャパンプレミア写真ギャラリー
東京ミッドタウン日比谷の特設会場は、エルトン・ジョンの米ドジャースタジアムのライブステージをイメージし青のブルーカーペットが敷かれた。また、映画本編に100万個のスワロフスキー・クリスタルが使われていることから、そのスワロフスキー・クリスタルで装飾したフォトパネルが設置されロケットマン一色に! 監督とタロンはファンの熱気を直に感じたことで、交流の際も笑顔が耐えなかった。
音楽活動名のROCKETMANことふかわりょうはTwitter Liveナビゲーターとしてイベントに参加。ファンの声援に圧倒されつつ、(自前作成の)ROCKETMANのロゴタオルを掲げて「活動してきてよかった」とつぶやく。ブルーカーペットスペシャルゲストのハリセンボン・近藤春菜と箕輪はるかは、「自分の半生が映画になるってどういうお気持ちなんですか?」(箕輪)、「エルトンじゃねえよ!」(近藤)というやりとりで会場を盛り上げた。近藤は、いかにもエルトンな装いで赤のサングラスはGucci(グッチ)のものだとか。ファッションポイントとして「本人がかけていたと思えるサングラスです。自分でもエルトンかなって思いました(笑)」とコメントした。
いよいよ来日ゲストが登場! まずは来日4度目のフレッチャー監督が日本語で「アリガトウゴザイマス!」とご挨拶。監督の奥様であり映画監督兼劇作家Dalia Ibelhauptaitėとフォトコールに応じる一幕もあった。
■舞台挨拶
会場を移してTOHOシネマズ 日比谷で行われた舞台挨拶。タロンより数日早く来日したフレッチャー監督が「日本のみなさんはとてもあたたかくて、いつも最高に楽しんでいます」と語ると、タロンからも「日本のファンのあたたかさに心から感動しています」と嬉しいお言葉が聞けた。
そして二人は本作に言及した。フレッチャー監督が「映画『ロケットマン』は純粋なミュージカル作品です。キャスト全員が全曲アフレコなしで歌っています! タロンは演技力が素晴らしいだけでなく、歌唱力も並外れています。一曲一曲を生で吹き替えているし、撮影現場では、演じている気持ちの勢いのまま歌い上げていて、ストレートに感情が乗った歌声となっているので、皆さんも心が揺さぶられるはずです」と絶賛。照れたタロンが手で耳をふさぐ仕草をすると、会場から「カワイイ!」コールがおきた。
エルトンを演じたタロンは、これまでに映画『キングスマン:ゴールデン・サークル』でエルトン・ジョンと共演し、アニメーション映画『SING/シング』ではゴリラのジョニーの声を担当しエルトン・ジョンの楽曲「Im Still Standing 」を歌うなど、エルトンとタロンの二人には“縁”がある。タロンは「世界中で有名で今も存命の方で、本人が製作にかかわっている作品で本人を演じることはなかなかありませんよね。エルトンとは、この映画の製作を通して、深い絆や友情が生まれ、かけがえのない友だち関係になれました。僕にとっては特別で魔法のような経験だと思っています」と話す。
イベントの最後に、監督は「エルトンの名曲を通して描かれる本作の物語は、一人一人の心に響くものとなっていると確信しています。暗い面を描きながらもそこには希望があること、どんな状況にあっても人生捨てたもんじゃないということを描く、人生賛歌となっています。映画を観た後、皆さんが最高の笑顔とご機嫌な気分で帰ってくれればこれほど誇らしいものはありません」と語り、タロンは「黒澤(明)監督の言葉--“多くの映画監督が思考で映画を作るけど、映画は心で作るものだ”--に、僕はとても感銘を受けました。この映画は、エルトンの人生にあった悲しい出来事や、彼の素晴らしい音楽を称える作品でありながらも、とても人間臭い部分が描かれる作品でもあるので、世界中が共感したんだと思います。エルトンは伝説的ミュージシャンだけど悩みや問題を抱えているところは僕らと変わらない。エルトンが有名だからなんてことは関係なく、エルトンの人間らしい生き方に感動できる作品に仕上がっています」とアピールした。
ちなみに壇上で、通訳が語っている間にも、会場の隅々まで見渡してタロンと監督が交互にファンへ合図を送っていたのも印象的だ。タロンはジェスチャーで応援に気づいたこと&お礼を告げた(※下記に動画あり)。監督も旧来の友人に手を振るように笑顔でコミュニケーションをはかっていた。
タロン・エジャトンI’m looking for you のハンドサインをおくる
そんなタロンとフレッチャー監督へ、観客からサプライズプレゼントとして、劇中でも歌われる「Saturday Night’s Alright for Fighting(土曜の夜は僕の生きがい)」を、ケミカルライトの振り付きで熱唱! 予想外のおもてなしに驚いた様子のタロンと監督だったが、監督の素早い判断でスマホで動画撮影も(※下記に動画あり)。二人が喜んでいたのはいうまでもない。
こちらは速報です。→記事と写真を更新しました。
映画『ロケットマン』(東和ピクチャーズ 配給)は2019年8月23日[金]より全国公開
©2018 Paramount Pictures. All rights reserved.
映画『ロケットマン』ジャパンプレミア動画
タロン・エジャトン、ブルーカーペットに笑顔で登場
観客が「土曜の夜は僕の生きがい」歌唱サプライズ
映画『ロケットマン』(原題 ROCKETMAN )本編映像
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映画『ロケットマン』(原題 ROCKETMAN )ジャパンプレミア写真ギャラリー
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