2020年1月公開オススメ映画『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』ほか
シネママニエラ編集部が本音でつぶやく「月一オススメ映画」シリーズです。今回シネママニエラがチョイスした推し映画は『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』です!
『フォードvsフェラーリ』(原題 Ford v. Ferrari )
アカデミー賞俳優のマット・デイモンとクリスチャン・ベイル主演、1966年の伝説のレース“ル・マン24時間耐久レース”で絶対王者フェラーリに挑んだフォードの男たちを描く奇跡の実話。エンジニアのキャロル・シェルビー(マット)とレーサーのケン・マイルズ(クリスチャン)の友情が最大の見どころなのは間違いない。映画とは思えないぐらい走行のエンジン音がとにかくいい!
1月10日公開
『ラストレター』
岩井俊二監督が出身地である宮城を初めて舞台にしており、手紙の行き違いから始まった二世代の男女の恋模様と、それぞれの心の再生と成長を描く物語。人物だけの平凡な画も、大型犬ボルゾイが加わることで、とても魅力敵な空間になる。それに二人の少女にコットン素材?!のふんわりワンピースを着せて、傘をさしてたたずむ姿は“神ショット”と鳥肌モノ。この1シーンを構築するために、紡がれた物語だとも思えるし、現代において手書きの手紙を扱ったこれ以上ない温かな物語に仕上がっている。1月17日公開
『リチャード・ジュエル』(原題 Richard Jewell )
クリント・イーストウッド監督がアトランタ・オリンピック開催中の爆破テロ事件の実話を基に映画化した。爆弾の第一発見者リチャード・ジュエル(ポール・ウォルター・ハウザー)は数多くの命を救い一躍ヒーローになったが、数日後、FBIが第一容疑者として捜査していると地元メディアに実名報道されるや状況は一転していく。
テレビCMでは「メディアリンチ」なる刺激的な言葉を使っているけれど、正義を貫くことが難しい世の中ってどうなの?って思いました。第一発見者=犯人と仕立てられていく過程で、さまざまな疑問が浮かぶ。キャシー・ベイツが演じる母ボビ・ジュエルの会見シーンは涙なしには観られません。
1月17日公開
『ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密』(原題 Knives Out )
ライアン・ジョンソン監督が、アガサ・クリスティに捧げて脚本を執筆したオリジナル作品。世界的ミステリー作家ハーラン・スロンビー(クリストファー・プラマー)が、85歳の誕生日パーティーの翌朝、遺体で発見される。刑事と、匿名の依頼を受けた名探偵ブノワ・ブラン(ダニエル・クレイグ)が真相を追い求める。観客は死の瞬間映像を見たうえで、名探偵の手腕を見届けることになるのだが、その瞬間にこめられた数々の真実は、二転三転していくので飽きることがない。
1月31日公開
『バッドボーイズ フォー・ライフ』(原題 Bad Boys for Life )
ウィル・スミス×マーティン・ローレンスがバディを組む刑事として難事件に臨む『バッドボーイズ』シリーズの第3弾!マーカスが「引退を真剣に考えている」というあらすじが公表され、よくある殉職系なのかな、と切ない気持ちを抱きつつ鑑賞。ド派手アクションは新キャラたちがになっていて、アクションの見応えもしっかり。なお、結婚式のシーンには、まさかのマイケル・ベイ監督が“俳優”として登場(しかも、台詞あり?!なので他人のそら似かと思ったぞ~)
1月31日公開
ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(原題 Knives Out ) – 映画予告編
『フォードvsフェラーリ』ル・マン耐久レースの実話!
イーストウッド監督が五輪テロ事件の真実描く映画『リチャード・ジュエル』日本公開決定
岩井俊二監督「『ラストレター』は僕からの“手紙”」
バッドボーイズ フォー・ライフ(原題 Bad Boys for Life )- 映画予告編
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