[シネママニエラ]映画『テルマエ・ロマエII』完成披露イベントと試写会舞台あいさつが3月26(フロ)日に催され、阿部寛、上戸彩、琴欧洲親方、豪風関、大喜鵬関、竹内力、宍戸開、武内英樹監督が出席した。
大ヒットした前作『テルマエ・ロマエ』に続き、今作でも浴場設計技師のルシウスが、現代の日本にタイムスリップし、日本のフロ文化から着想を得て、古代ローマの浴場設計に生かしていく姿が描かれていく。ヤマザキマリ著の人気漫画を基に映画化する第2弾とあって、邦画初となるブルガリアに古代ローマセットを建造した本作。竹内監督も「ギャグ映画のために、コロッセオの一部を実寸大で再現するなんて」と驚きを隠さないが、前作よりも「笑いは3割増し」だと絶対的な自信を見せる。
この日は、阿部と上戸のファッションも作品の世界観を意識した装い。ラテン系のシャツ姿の阿部。上戸は、ローマを意識しドーリア式の柱などがプリントされてるフレアスカート。そして、阿部と上戸と宍戸が、ブルガリアロケを振り返った。「自分たちのセットとは思えぬ大きさ。山を切り崩して新たなセットが建てられ、見学だけで1時間を要した」とその規模を説明。上戸は「みんなで一緒にご飯に行くのも楽しかった」と思い出を披露。宍戸は「ブルガリアと言えば、ヨーグルト! でも現地でブルガリアヨーグルトは見かけなくて、スーパーにあったのはダノンヨーグルトでした」と意気揚々とレポート。これには上戸と阿部が、(宍戸の)話しの80%がつくり話だ?!としてツッコミを入れていた。
なお、本作には公益財団法人日本相撲協会が全面協力し、所属力士17名が出演。現役力士といえども、「平たい顔族」に相応しいことが基準であるため、オーディションを実施していたことが判明する。ブルガリア出身の琴欧洲親方は「撮影のためにブルガリアには行けず、出演シーンはわずかですが、とてもいい体験をさせていただいた。もし、次にお声掛けいただければ、すぐに飛んでいく」と俳優業に意欲的。豪風関は平たい顔族を演じたことから「低い鼻が高くなった」と、大喜鵬関は「親に感謝します」とウイットの効いた表現で、出演の喜びを言い表していた。
英題=THERME ROMAE2
日本公開=2014年4月26日
配給=東宝
公式サイト http://thermae-romae.jp/
©2014「テルマエ・ロマエII」製作委員会
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