須賀健太主演の青春映画『スイートプールサイド』イタリアでワールドプレミア上映へ

[シネママニエラ]俳優・須賀健太主演の映画『スイートプールサイド』が、イタリアで開催される「WA! Japan Film Festival」（旧フィレンツェ日本映画祭）のクロージング作品に決定し５月１５日には、同地でワールドプレミア上映されることが明らかになった。

同作は、人気漫画家・押見修造の初期の傑作を実写化した青春映画であり、監督と脚本を務めたのは、映画『アフロ田中』の松居大悟監督。大人になって振り返れば、馬鹿だなぁと笑えることも、その時には死にたくなるほど切実なコンプレックス。そんな思春期特有の悶々をリアルかつ繊細に描く。

松居監督は「この作品がミラノでワールドプレミア上映されることが嬉しいです。初めて見せるのがヨーロッパの皆様だとは思ってもませんでした！　日本の少年少女の、どんな世界情勢よりも切実な、彼らにとっての『小さすぎて大きすぎる悩み』を感じてモヤモヤしていただければ幸いです。笑っていただいても泣いていただいてもOKです」と、出品の喜びをコメント。

今年で４回目を迎える同映画祭は、イタリアで唯一邦画に特化した映画祭。フィレンツェ（５月８日〜１１日）とミラノ（５月１３日〜１５日）で開催され、閉会時には観客賞の発表がある。

映画『スイートプールサイド』ストーリー
男子なのに毛が生えないことに悩む高校１年生・太田（須賀健太）は同じ水泳部の毛深い女子・後藤綾子（刈谷友衣子）をひそかにうらやましく思っていた。ある日の放課後、部室で綾子に呼び止められた太田は、とんでもないお願いをされてしまう。「太田くん・・・私の毛を剃ってくれない？」毛に悩むふたりのヒミツの関係がこの瞬間からスタート。

映画『スイートプールサイド』は、２０１４年６月１４日[土]より新宿ピカデリーほかロードショー

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