G.I.ジョー バック2リベンジ

映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』の切り札は初代ジョー!

映画予告編 溺愛×偏愛シネマ
G.I.ジョー バック2リベンジ
©2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro and its logo, G.I. JOE and all related characters are Trademarks of Hasbro and used with permission. All Rights Reserved.

[シネママニエラ] さて、『G.I.ジョー バック2リベンジ』を見てきたので、つらつらと書こうと思います。当然、お目当てはチャニング・テイタムとジョゼフ・ゴードン=レヴィットなのですが。続編にもジョゼフが演じていたコブラコマンダーが登場することが判明したものの、前編とは別のコブラコマンダーという設定なのだとか。(なぜだ? その後、監督が噂を否定。本作ではレックス・ルイスが演じている)。そこは、さておき。

アジア勢のハリウッド進出の成功例

前作のヒットを受けて、突貫工事のように製作されたように感じられた続編だけに、当然グダグダになっているのかもなーという不安。それをいい意味で裏切られて、ガジェットの使い方をはじめ、アクションの見せ方も含めて、純粋に面白かったです。

中でも目を奪われた2大アクションシーンについて。まず、基地に侵入し降下する動きは、3Dの特性を生かしたシーンになっていて、ここは『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』のドバイのブルジュ・ハリファ以上の興奮ポイントになっていました。それから、(和風ではない)忍者による、ヒマラヤ山脈での垂直アクションもおぉー!と思わせる場面がてんこ盛り。推測するに、その功績は撮影監督が『ワイルド・スピード MEGA MAX』のスティーヴン・F・ウィンドンによるところも多きいのかな、と。

大活躍するのは、ロードブロック役のドウェイン・ジョンソン、ジョー・コルストン司令官のブルース・ウィリス、ストームシャドー役のイ・ビョンホン、そしてレディ・ジェイ役のエイドリアンヌ・パリッキとD.J.コトローナ。彼らは既に製作決定が発表されたシリーズ第3弾でも活躍するのでしょう、たぶん。

なお余談ですが、本作のイ・ビョンホンは、見せ場もしっかりあるし、求めに応えるだけの存在感も放っているので、アジアからのハリウッド進出に成功した例に十分なると思う。外交もそうだけど、交渉上手にならないとまずいよ、日本勢。

映画『G.I.ジョー バック2リベンジ』予告編

原題=G.I. JOE: RETALIATION
日本公開=2013年6月8日
配給=パラマウント ピクチャーズ ジャパン
公式サイト
©2013 Paramount Pictures. All Rights Reserved. Hasbro and its logo, G.I. JOE and all related characters are Trademarks of Hasbro and used with permission. All Rights Reserved.

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2013年5月17日 掲載
2015年3月4日 更新

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