[シネママニエラ]映画『そして父になる』で第66回カンヌ国際映画祭審査員賞を受賞した是枝裕和監督が、吉田秋生の人気コミック「海街diary」を実写映画化することが発表された。
同作は鎌倉を舞台に、海の見える街に暮らす姉妹たちの織り成す清新でリアルな家族の絆の物語。小学館「月刊フラワーズ」にて大人気連載中だ。4姉妹を演じるキャスト情報は近日明らかにするという。
是枝監督といえば、映画『誰も知らない』『歩いても 歩いても』といった家族の物語やオリジナル作品を多く手掛けてきたが、今作はどうしてもご自身で映像化したいと熱望した企画だという。是枝監督は「原作モノの映画化に心動き、心躍ることは少ないのですが、この作品は、一巻目を手にした瞬間からどうしても自分の手で映画にしたいと思い続けていました。光と闇の散りばめられた四姉妹の物語に出会えたこと。そして、念願かなってその映画化に監督として関われること。今、このふたつの喜びを噛みしめているところです」とコメントを寄せた。
原作者の吉田さんは「映像化のお話はいろいろいただいていましたが、一番に手を上げて下さっていた是枝監督にお任せすることにしました。私自身、是枝監督の処女作品からのファンでしたし。スクリーンの香田姉妹、私も会うのが楽しみです。」と大きな期待を寄せている。
なお、東宝とギャガが共同配給し、公開は2015年初夏を予定している。
2015年 日本映画/分
日本公開=2015年初夏
配給=東宝、ギャガ
公式サイト umimachi.gaga.ne.jp(coming soon)
©吉田秋生/小学館
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