[シネママニエラ]第26回東京国際映画祭アジアの未来部門も出品されスペシャル・メンションを受賞した、映画『祖谷物語-おくのひと-』が渋谷ユーロスペースにて6月7日から13日まで2週間限定アンコール上映されることが決まった。
新鋭監督の蔦哲一朗が、日本の秘境とされる徳島県の山奥での人間の生きざまと自然の姿を35ミリフィルムと映画『地獄の黙示録』で起用されたレンズを用いて撮影。1年間に渡って四季折々の表情を捉えた。大手の映画会社がフィルムで映画を作らなくなりつつある時代に、映画らしさを追及する20代が中心となって独自の映画製法でフィルムによる169分の大作を完成。
主演は武田梨奈。ほかに田中泯、大西信満、先ごろカンヌ国際映画祭コンペ出品で時の人となった映画監督の河瀨直美も女優として出演している。
映画『祖谷物語-おくのひと-』ストーリー
東京から来た青年・工藤(大西)は自然豊かな山里の祖谷[いや]で、自給自足生活を始めようとしていた。ところが、一見平和な村では、地元の土建業者と自然保護団体との対立や、鹿や猿から畑を守ろうとする人間と獣の戦いなど、様々な問題が起こっていた。そんな中、工藤は人里離れた山奥でひっそりと暮らすお爺(田中)と女子高生の春菜(武田)に出会う。
2013年 日本映画/169分
日本公開=2014年2月15日
配給=一般社団法人ニコニコフィルム
公式サイト http://iyamonogatari.jp/
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