[シネママニエラ] ブルース・リー没後40周年となる2013年。ファンが待ち望んだ人間ブルース・リーの物語を描いた映画『李小龍 マイブラザー』がついにベールを脱ぐ。5月30日には、本作の製作総指揮とを務めたブルース・リーの実弟ロバート・リーが来日し完成披露試写会で同作にかける思いを述べた。なお、この日のゲストである中川翔子がブルース・リーの遺品の靴を嗅いで悶絶する一幕もあった。
日本中が熱狂した映画『燃えよドラゴン』の公開から40周年でもある本年。「ブルース・リー祭2013」として実録映画『アイ・アム・ブルースリー』が6月22日より公開となるなど人気は再熱。さらにブルース・リーの知られざる幼少時代から青年時代、喧嘩に明け暮れ、詠春拳に入門、ダンスコンテストで優勝し、そして恋といった生き様が鮮烈に再現された話題の作品が『李小龍 マイブラザー』だ。主演は遺族も認めるブルースそっくりのアーリフ・リー。
ロバート・リーは「兄の死は受け入れがたい事実でした。家族として、長年彼の死の真相を知りたいと思っていますが、非常に難しい状況にあります。兄が亡くなってから40年、ブルース・リーを題材とした映画はたくさんありましたが、私も映画化を20年以上構想していました。2006年に親友の監督の声掛けで本格的に本作の企画が上がりました。この映画を通して、ブルース・リーの価値観や人間としての性格を知っていただく光栄な機会だと思っております。1958年のダンスコンテストに兄が多くの女性から誘われていて、1人の女性を選べなかったので、弟の私が一緒に参加して、優勝したのが思い出です」と思いを打ち明ける。
また、ブルース・リーの遺品ピエールカルダンの靴を披露すると、観客から拍手が。中川は、特別に匂いを嗅ぐ機会を与えられ「皮と男のダンディでセクシーな香りがした」とうれしさから悶絶?! さらに「ドラゴンの血族であるロバートさんにお会いできて光栄です。偉大な事です!ミラクルです!!ブルース・リーは男の中の男です!宇宙の中心で、神で、マーシャルアーツで世界を変えた方です!!今回『李小龍 マイブラザー』で“人間・ブルース・リー”を見られたので、家族にしか撮れない映画だなと思いました」と大興奮で語った。
映画『李小龍(ブルース・リー) マイブラザー』あらすじ
ブルース・リーことサイフォンは1941年サンフランシスコで生まれた。それは京劇の俳優である父・李海泉(レオン・カーフェイ)と同じく俳優の母親(クリスティ・チョン)がアメリカで巡業している最中であった。生後まもない頃に『金門女』に出演、それ以来子役として多くの香港映画に出演。10歳の時に出演した『スモール・ブラザー』で俳優名:李小龍ブルース・リーを名乗り、それ以降少年俳優として人気を博した。
原題=李小龍
日本公開=2013年7月13日
配給=アンプラグド
公式サイト http://www.brucelee2013.com/
©Media Asia Films, Beijing Antaeus Film, Shanghai TV Media, Beijing Meng Ze Culture & Media, J’Star Group
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