[シネママニエラ]女優・宮沢りえが、7年ぶりの主演映画『紙の月』で、美しすぎる横領犯役を演じ新境地を見せていることが伺える特報映像が到着した。
直木賞作家・角田光代のベストセラー小説を、映画『桐島、部活やめるってよ』の吉田大八監督が映画化。平凡な主婦が起こした巨額横領事件、そこから彼女が何を手に入れ、何を手放したのかを描いていく。
宮沢が演じる主人公の梅澤梨花。特報では、彼女が聖と悪の両面を抱えながら墜ちていく様を、カトリック聖歌をバックにそれに似つかわしくない言葉と、梨花の表情によって垣間見せる内容。撮影は日本とタイで実施。
吉田監督は「繊細な表情のやりとりと、大胆な肉体のぶつかり合い、その振れ幅で観客の皆さんを気持ちよく振り回したいです」と意欲的だ。
映画『紙の月』あらすじ
バブル崩壊直後の1994年。主婦・梅澤梨花は、わかば銀行の契約社員として外回りの仕事をしている。仕事ぶりが上司や顧客に評価されているが、夫と二人暮らしであるにもかかわらず夫婦間には空虚感が漂う。しかし、大学生・光太(池松壮亮)との出会いを機に顧客の預金に手をつけてしまう。最初は1万円だけを借りたつもりが次第に金銭感覚と日常が歪んでいく。
映画『紙の月』は、2014年11月15日より全国ロードショー!
映画『紙の月』特報
2014年 日本映画/分
日本公開=2014年11月15日
配給=松竹
公式サイト http://kaminotsuki.jp
©「紙の月」製作委員会
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