9月3日、人気シリーズ第4弾『バイオハザードIV アフターライフ』出演のミラ・ジョヴォヴィッチ、ウェントワース・ミラー、アリ・ラーターが、グランドハイアット東京にて行なわれた来日記者会見に出席しました。
親日家で6度目の来日となったミラ・ジョヴォヴィッチは、原題の『レジデントエヴィル』ではなく邦題『バイオハザード』と発して、「バイオハザードが故郷に戻ってきました。昨晩のワールドプレミアで3D版を観て、その映像に驚いたわ!」と興奮気味。
4度目の来日となったアリ・ラーターも開口一番の挨拶で来日の喜びを語り、「映画は新しい3Dテクノロジーを使っています。私、自身楽しんでつくることができたので、皆さんにも楽しんでもらえると思います」とコメント。2度目の来日となったウェントワース・ミラーは、「温かい歓迎をありがとう。このような偉大な作品に参加できて光栄です。また昨晩のワールドプレミアに参加できたことをとても嬉しく思います」と挨拶。彼だけは、つねに落ち着いており、会見中キャッキャッとはしゃいでいるミラとアリの保護者のような存在でした。
アリ・ラーターは、ハードなアクションシーンでの苦労について。「処刑人マジニと1対1で格闘するシーンが一番大変でした。3日間ずっと雨での撮影だったんです。「ファントム」という新しいカメラを使ったんですが、故障することも。短くて10分、ときには3時間待つこともあったわ。だけれども、新しい技術にチャレンジして、次のレベルに挑戦することができたことは自分にとって本当に良かったと思っています」
ウェントワース・ミラーは役との共通点を語りました。「最初に登場するクリスは、辛い目に遭って暗く深刻でシニカル。そういう人間不信な面には共感できなかったけれど、女性や妹のクレアを守る部分は自分に近いように思えました」
ミラ・ジョヴォヴィッチには、美しさと強さの秘訣を問う記者も。「“バイオハザード”でアリスの役を演じるのが秘訣なの(笑)。本作で学んだのは、一生懸命に努力をすれば、もっと上手に、そしてもっと強くなれること。努力は自信につながり、それが内面から溢れて美しくなると思うの」と教えてくれました。
人気シリーズなだけに「続編の依頼がきたら?」という質問も飛び出すと、ミラは、「冗談でしょ? 8年これをやってきているのよ。もちろん続けるわ」と即答。そして「私には娘がいるし、アリ(・ラーター)も出産間近だから、次の世代にバトンタッチできるまで続けるつもり(笑)」とユーモアを交えて答えてみせる。
そのあとで、シリアスに。
「何本でもつくりたいと言いましたけど、新作が常に新鮮さを失わないためには、作り手の愛情と情熱が必要なんです」。
「8年前に小規模でスタートしたシリーズが、まさかこんなに大きなプロジェクトになるなんて思いもしませんでした。このシリーズが素晴らしいのは、毎年スタジオから「ハロウィンの時期につくれ」と指示されてつくるのではなく。監督のインスピレーションが沸いたときに、監督のタイミングでスタジオに提案し映画化という、とても自然な流れでつくれているところです。全員がたくさんの情熱を傾けてこの作品に関わっています」と、本作が魅力的であり続ける秘訣を改めて口にしていました。
原題=RESIDENT EVIL: AFTERLIFE
日本公開=2010年9月10日(全世界同時公開)
9月4日、5日、世界最速の先行ロードショー
配給=ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト http://biohazard4.jp/
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