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能年玲奈×登坂広臣『ホットロード』初日に感無量

[シネママニエラ]映画『ホットロード』が公開初日を迎え、主演の能年玲奈、登坂広臣、木村佳乃、小澤征悦、鈴木亮平、太田莉菜、落合モトキ、竹富聖花、三木孝浩監督が舞台あいさつに出席した。本作は紡木たく著の人気漫画を基にした青春映画。

初日舞台あいさつ

登坂広臣×能年玲奈が頭突き&ビンタ秘話

登坂広臣

「冬の夜の風景がとてもキレイだったり、マジックタイムと呼ばれる時間に狙って撮影したことが思い出深いです。そんな空気感が原作にピッタリだったと思います」と語る三木監督。劇中の夏シーンを冬場に撮影したことに触れて、登坂がほとんど半裸に近い状態だった話題に。すると登坂は「でも、そのせいでチームが団結したと思います。さらし1枚に特攻服を着ているシーンは、ほぼ上半身裸でバイクに乗っていたので、リアルに着ていた人の男気がわかったような気がしました」と述懐。

チームの団結の証として、能年がクリスマスにクッキーとチョコレートを贈ると、そのお返しに竹富は駄菓子をチョイス。登坂は『ホットロード』と書いたベンチジャンバーをプレゼントしたそうだ。

能年玲奈

能年はヒロインの和希が抱えていた思春期の葛藤に絡めて、自身の10代を語る場面も。「役作りは難しかったです。和希は素直になれないタイプですが、私は昔はストレートに言っていたので、大きく違うところです。例えばうちのお母さんは、私が落ち込んで話している時に楽観的に答えたりして、子供の頃はそれで毎日喧嘩をしていました。今はそういうところも自分の中にあるので、感謝しています」

そんな能年について、小澤が「能年さんのテンポが好きなんですよね。7秒後ぐらいに返事が返ってくる感じとか。映画の中で(小澤が演じた鈴木役が)和希に『駄目だ。僕の言葉は全然届いていない』という説得するシーンのセリフがあるんですが、一番しっくりきました(笑)」と明かされてしまったものの、能年は「皆さんの中で特別な映画になってくれれば嬉しいです」と観客に語り掛けた。

2014年 日本映画/119分
日本公開=2014年8月16日
配給=松竹
©2014『ホットロード』製作委員会 ©紡木たく/集英社

公式サイト http://hotroad-movie.jp/
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