本作の原作は、フランス推理小説大賞などに輝いたキャリル・フェリー著の「ZULU」。450ページを超えるこのクライム小説を映像化したのはフランスの気鋭監督ジェローム・サル監督。脚本家は傑作クライムムービー『あるいは裏切りという名の犬』のジュリアン・ラプノーが担当した。凄惨な殺人事件。多発する子供の失踪―。事件の真相に迫った2人の刑事は、ケープタウンに潜む深い闇に飲み込まれてく。ワイルドなキャラクターに臨んだオーリーの役作りをぜひ聞いてみたいところ。
「しかるべきときにこの役の話が来たと考えているんだ」と出演の経緯を語るオーランド。実は同作の舞台である南アフリカは、オーランドにとって縁のある土地なのだとか。「義理の父親が、この国で起きたアパルトヘイトへの反対運動でかなりよく知られたメンバーなんだ。作家であり、ジャーナリスト、そしてとても熱心な社会運動家でもあった。彼の考え方が、僕の精神や思考に大きな影響を与えていることは間違いない」と明かしている。
映画『ケープタウン』は2014年8月30日より新宿バルト9ほか全国公開
R+15
2013年 フランス映画/107分
原題=ZULU
日本公開=2014年8月30日
配給=クロックワークス
公式サイト http://capetown-movie.com/
©2013 ESKWAD-PATHÉ PRODUCTION-LOBSTER TREE-M6FILMS
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