月一オススメ映画は、諸事情により、今月から【前半】【後半】でお届けしてまいります。
【こちらはサーバー引っ越し時に失念された記事です。一部再現ができておりませんことをご了承願います】
10月16日公開
『エクスペンダブルズ』
ストーリーはシンプルです。ドルフ・ラングレンがまじめにお芝居しているところがツボでした。身長差を際立たせるためにジェット・リーとは何度もガチ対決しています。そんなふうに筋肉漢映画ながら、自虐ネタもあるというエンタメ作品に仕上がっています。PRで生ドルフが見られたのは、うれしかったなあ。
『おまえうまそうだな』
絵本と比べると、ずいぶん愛らしいキャラクターデザインになっています。加藤清史郎が声をあてた「ウマソウ」は草食恐竜の赤ん坊の名前なのですが、由来は「お前、うまそう(=美味)だな」という…そこは本編で。テーマを考えると不謹慎なのですが「お肉がおいしくて~」と叫ぶ姿すらも愛おしくて笑ってしまいました。内容は感動作です!
『桜田門外ノ変』
歴史はこうしてつくられるという真面目な作品。密命を帯びた侍を描く話ですが、これみよがしにドラマティックな演出はしないのが特色だと思います。桜田門の位置を把握していない人のためにも、最初と最後に国会議事堂を映すという決断には、それに何かしらのメッセージがあると見ました。あ、こちらにも加藤清史郎出演してます。
www.sakuradamon.com/
『わたしの可愛い人―シェリ』
フランスの女流作家コレットの代表作「シェリ」を、『クィーン』『ヘンダーソン夫人の贈り物』のスティーブン・フリアーズ監督がミシェル・ファイファー主演で映画化。ルパート・フレンドも魅力的ですが、なんといっても衣装が素敵! 実はラストで、老いを恐れる女性の思いを強く感じたために、複雑な心境になりました。
10月22日公開
『雷桜』
ロミオ&ジュリエット以上の禁断の恋。映画『恋空』、『余命1ヶ月の花嫁』に並ぶ、恋愛映画です。
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//raiou.jp/
10月23日公開
『約束の葡萄畑 あるワイン醸造家の物語』
『クジラの島の少女』で世界の映画祭で数々の賞を受けたニキ・カーロ監督が、ニュージーランドの作家の小説を基に映像化。見どころは、ジェレミー・レニエ、ヴェラ・ファーミガ、ケイシャ・キャッスル=ヒューズの好演。ギャスパー・ウリエルの天使?!は、ファンも驚くはず。
『ソフィアの夜明け』
東京国際映画祭グランプリ作品。新人監督カメン・カレフが幼なじみのフリスト・フリストフ(劇中の主人公イツォを演じている)を題材にして、ブルガリア共和国の首都・ソフィアに生まれ育ったひとりの男の半生を描く。フリストフの放つカリスマ性がツボ。夜明けの街の情景が沁みました。
www.eiganokuni.com/sofia/
『国家代表!? 』
キム・ギドク作品で発見し『チェイサー』でブレイクしたご贔屓俳優ハ・ジョンウの出演作! 韓国版『クール・ランニング』というよりも、むしろ泥臭さ(褒め言葉)がある作品。あのような練習で国際舞台に立った選手たち、資質もあるだろうが、その努力と根性に拍手。
『遠距離恋愛 彼女の決断』
大人なロマコメ! 脚本の成り立ちは知らないものの、遠距離恋愛の描写はリアルな気がしました。一番、笑ったのはダイニングテーブルでの出来事(特に、義理兄の戸惑い顔がツボ)。なんてったってドリュー・バリモアが可愛い!
wwws.warnerbros.co.jp/goingthedistance
10月29日公開
『怪盗グルーの月泥棒 3D』
字幕版でしか鑑賞していませんが、これはオススメ! 史上最大級の強奪を企てるひとりの男=怪盗グルーの野望の行方やいかに? グルーの仲間でバナナからできたミニオン君はエンドロールでも大活躍するので、最後の最後まで楽しめます。
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10月30日公開
『義兄弟 SECRET REUNION』
キム・ギドク監督の弟子監督チャン・フン(『映画は映画だ!』)の作品。北朝鮮スパイを描きながら、ユーモアもちりばめたエンタメ作。カン・ドンウォンとソン・ガンホの組み合わせが意外とマッチしていました。
www.gikyodai.com
『SP 野望篇』
ドラマ放映から見ていた待望作。3年経っても、スペシャルのラストは忘れていません! 2部作のため「!」ってラストですが、これならば春の革命篇まで待てます! 野間口があることを掴みました――ほんとエッ?!って言葉を口にします。
『神の子どもたちはみな踊る』
最初は母と息子という間柄だと気が付かず、際どいことをするなぁ、と。原作(村上春樹)は未読なのですが、映像センスがツボにはまりました。バスを降車し“踊る”までのシークエンスがお気に入りです。
『牙狼 ~RED REQUIEM~』
テレビ版未見でも楽しめる内容でした。ただし、後から用語解説は読みましたけど(あくまで個人的な興味から)。最初から3Dカメラで撮影しているので、2Dから3D変換した作品とは疲労感が異なり見やすいです。
『クロッシング』
重々しい雰囲気がアントワン・フークア監督らしい、警官たちの心の闇を描く意欲作。スター3人の直接対決はなく、署内ですれ違ったり、するのみっていうのも。韓国映画の『クロッシング』と混同しないように。
www.cross-ing.jp
『ソウ ザ・ファイナル 3D』
『ドアーズ/まぼろしの世界』