[シネママニエラ]映画『ホットロード』が興収15億円、動員数100万人を突破したことを受けて8月31日、主演の能年玲奈と、その相手役を務めた三代目J Soul Brothersの登坂広臣が、三木孝浩監督とともに丸の内ピカデリー1で行われた大ヒット御礼の舞台あいさつに登場し、親ばか話を披露した。
人気漫画を基に実写化した青春恋愛映画が大ヒットし、3人はそれぞれ感謝の気持ちを語った。「観て下さる方がいて作品が存在できるので、本当に喜ばしいことだと思います。こうしてみなさんとお会いできる場を設けることができて、本当に嬉しいです」(能年)。「嬉しいですね。昨日もこの場でNights(ナイツ)と漠統の男性陣のメンバーと舞台挨拶をしまして、昨日は昨日でワイワイ楽しんで話をさせて頂いたんですけど、こうやって何回もできるということはみなさんのおかげだと思いますので、本当にありがたく思っています」(登坂)
監督は「本当にほっとしています。20年前の原作ですが、今の子たちに伝えたい思いがあって作っていても、ちゃんと若い子達に伝わるかと作り手側からは心配していたんです。でも、10代の子達も素直に物語に共感してくれた感想を聞く中で、すごく今回このタイミングで作って良かったなと思いました。何より嬉しかったのが、10代の女の子が、お母さんが原作のファンで、映画を初めて2人で観に行きました。とても感動しました。と、メッセージをもらった時に、世代を越えてこの物語が伝わった感じがしたので、嬉しかったですね」とにっこり。
すると登坂が「うちの両親が観に行ったみたいで『すごく良かったよ』と連絡をもらいました。珍しく褒めてくれました。親ばかですね(笑)。(演技を観てくれたのは)初めてで。お遊戯会以来じゃないですか。僕、幼稚園のお遊戯会で、ちょんまげみたいなのをつけて、サムライDみたいな役名でやったんですよ。セリフも1言ぐらいしかなくて。その姿をホームビデオに撮っていたよねと、この間親と話をしました」。原作を知る能年の母親は「(劇場に)何度も足を運んでいるみたいで…。親ばかです(笑)」と照れくさそうにしていた。
劇中の役柄とは異なる登坂の謙虚な語り口に対して、監督が「ずるいですよね(笑)。もうちょっとオラオラな感じでいてくれた方がなんかねえ。ちょっと隙がなさすぎなんですよね」とボヤいたところ、登坂は「なんでしょうね、上の教育なんでしょうかね(笑)」と呼応。さらに好感度を上げた。
2014年 日本映画/119分
日本公開=2014年8月16日
配給=松竹
公式サイト http://hotroad-movie.jp/
©2014『ホットロード』製作委員会 ©紡木たく/集英社
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