みんなが真剣に受け取ってくれるとわかってよかった
加瀬は3度目のヴェネツィア国際映画祭の参加。監督や共演者は加瀬に親しみを込めて役名の「モリさん」と呼んでおり、チームワークの良さを感じさせた。
加瀬は「求めていた監督、出会いたかった監督に出会えた。ホン・サンス監督と出会って、今まで俳優を続けていて本当によかったと思いました。撮影現場は、監督とキャスト・スタッフがすごく信頼し合っています。少人数の現場でみんな家族のような雰囲気で、全身全霊で映画をつくっています。これはずっと僕が求めていたもので本当に楽しかった」と振り返った。
公式上映の1,409席ある会場はほぼ満席。上映後は会場全体があたたかい拍手に包まれた。本作に感動し目を潤ませた観客が、加瀬やホン監督に駆け寄り、熱い感想を伝えていく姿も見受けられた。加瀬は「今回ヴェネチアではみんなが真剣に受け取ってくれるとわかってよかった」と感無量の面持ち。
本作は、ヴェネツィア国際映画祭の上映後、9月4日から本国・韓国でいち早く一般公開され、その反響が待たれる。加瀬は「監督の思いと哲学がたくさん詰まった作品ですので、たくさんの人に見てもらいたいと思っています」との思いを述べている。
2014年 韓国映画/67分
英題=HILL OF FREEDOM
日本公開=2014年12月日
配給=ビターズ・エンド
公式サイト http://www.bitters.co.jp/jiyugaoka/
©2014 Jeonwonsa Film Co. All Rights Reserved.
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