『マダム・マロリーと魔法のスパイス』食を通してフランス×インド異文化理解

[シネママニエラ]リチャード・C・モレイスの処女小説を、製作スティーブン・スピルバーグ＆オプラ・ウィンフリー×アカデミー賞女優ヘレン・ミレン×名匠ラッセ・ハルストレム監督というドリーム・チームが映画化した食育ドラマの日本版予告編が到着した。

原題のTHE HUNDRED-FOOTは、「ル・ソール・プリョルール」と「メゾン・ムンバイ」の間の道路の幅を示している。今回解禁された予告編映像では、亡き夫から受け継ぎ、彼女のすべてとなったフレンチ・レストランを確固たる信念のもと守ろうとするマダム・マロリーの姿と、異国の地で成功を夢見て奮闘するハッサンとその家族が”、食”の力によって変わっていく姿が描かれている。マダム・マロリーにとって目の敵であるハッサンとその家族。ただ、””絶対味覚”という生まれ持った才能を持つハッサンの料理を口にした時、彼女の何かが変わる。ハッサンの純粋な性格と彼が生み出す発想力豊かな食のセンスは、みるみる周囲を虜にし、人と人との絆も強くしていく。

映画『マダム・マロリーと魔法のスパイス』ストーリー

南フランス山間の美しい街、マダム・マロリー（ヘレン・ミレン）は自らが経営する伝統的なフレンチ・レストラン「ル・ソール・プリョルール」の道を隔てた真ん前にインドから移住して来た頑固なパパと、その息子ハッサン（マニッシュ・ダヤル）たち一家が経営するインド料理店「メゾン・ムンバイ」が開店。両店は反目しあって・・・。