吉永淳『２つ目の窓』サハリン国際映画祭受賞に「実感わきません」

[シネママニエラ]女優の吉永淳が主演した、河瀨直美監督の映画『2つ目の窓』で第４回サハリン国際映画祭主演女優賞を受賞。吉永は「正直なところ、このような賞を頂けるとは夢にも思いませんでした。今もまだ実感がわきません」という驚きと喜びのコメントを寄せた。

映画『２つ目の窓』予告編

映画『２つ目の窓』は奄美大島を舞台に、１６歳の少年少女が直面する、母の死と家族の再生を、初恋を軸に繋がっていく命の奇跡を描いた作品。

吉永は「サハリン国際映画祭の関係者の方々に、心から感謝致します。奄美の海もまた、世界中の大きなオーシャンに繋がっていると思うと、わたしの鼓動は、高鳴るばかりです」と謝辞。そして「何かのご褒美でこのような賞を頂けるとするならば、それは、きっとわたしを支えていただいた周りの方々に贈られるべきもので、皆様には感謝の気持ちで一杯です。いつの日か、日本のお土産をもって、ロシアを訪れてみたいです。今後も、学ぶことと好奇心とを忘れずに生きていきたいです」と抱負を述べるなどして、謙虚に受け止めていた。

R+15
2014年日本、フランス、スペイン合作映画／119分
日本公開＝2014年7月26日
配給＝アスミック・エース
©2014“FUTATSUME NO MADO” Japanese Film Partners, Comme des Cinémas, ARTE France Cinéma, Luis Minarro.