舞台あいさつでは、廣木監督が配役理由を述べ、さらに「映画を観終えたら、皆さん必ず歌舞伎町に行きたくなるはず。エンドロールの後に作品の希望が隠されているので、最後まで作品を観て欲しい」と来場者に語り掛けていた。
上映後には歌舞伎町を舞台にした理由について「映画を始めた頃はよくお酒を飲んだり仕事をしたりと、色々と教えてくれた町。そこを舞台に映画を撮りたかった。今ある歌舞伎町を愛しており、町が変わっていくことを寂しく思ってる」と根底にある街への愛を吐露。
そして、監督志望者から助言を求められると「ほとんどない」と前置きしながらも、「本作品が2週間程で撮影される中、ロケバスもなく機材も持って移動、ほぼ寝ない日々が続いた」と過酷な現場の様子を語り、「そんなこともやってみた方がいいかな。そうしたら、色んな映画ができる」と締めくくった。
本映画祭のFULVI(フルヴィ)プログラマーは「様々な人物が交錯する或るラブホテルでの24時間を赤裸々に描いています。この特異な施設に出入りする、それぞれのキャラクターの内面を、深い想いを込めて繊細に描き、あたたかくも洞察力のある作品へと仕立てています」と本作の選定理由を語った。
映画『さよなら歌舞伎町』は2015年1月よりテアトル新宿ほか全国順次公開
映画『さよなら歌舞伎町』予告編
R+15
日本映画/135分
日本公開=2015年1月24日
配給=東京テアトル
公式サイト http://www.sayonara-kabukicho.com/
©2014『さよなら歌舞伎町』製作委員会
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