[シネママニエラ]俳優の岡田将生が、瀬々敬久監督による、鬼才・本多孝好著の新感覚アクション巨編「ストレイヤーズ・クロニクル」の完全実写映画化作で、初めての本格アクション挑むことがわかった。
物語の舞台は90年代の始めの日本。ヒトは意志で進化が可能かという実験が秘密裏に行われていた。その結果、視力・聴力・筋力などを異常発達させられた昴(スバル:岡田将生)ら若者たちは、その力の代償として破綻と呼ばれる精神崩壊の危険を抱えていた。
岡田将生『ストレイヤーズ・クロニクル』で本格アクション初挑戦
映画化の経緯について、佐藤貴博プロデューサーは「映画『桐島、部活やめるってよ』を制作している最中に本多先生の「ストレイヤーズ・クロニクル」を読みました。先行き不透明で将来に夢を持つことも困難な時代を生きている若者たちを至近に感じていたところだったので、運命に翻弄されながらも懸命に生き抜く若者をアクション満載に描ききる本多先生の小説は抜群に面白くて、すぐに実写映画化の提案をしました」
瀬々監督のタッグは映画『アントキノイノチ』に続く2作目となる岡田は、「今回お話を頂いて、驚いたのは瀬々監督がアクションを撮るんだ!ということでした。今回の作品のようなイメージが監督にはないですし、僕もアクションをやったことがなかったので、なんでやったことのある人にオファーしないんだろうって(笑)」と語る。
共演者には、最凶のウィルスとその抑制抗体を体内に併せ持つ・アゲハリーダー役に染谷将太。「撮影初日に、瀬々監督から『素っぽい感じでギリギリな感じでそこに居て欲しい』と言われてこれはかなりハードルが高いぞと思いました(笑)。素っぽく、いかれてるって事は、俺がいかれてないといけないって事かなって思い、しびれました(笑)。大変だぞって。だからキャラクターを決めつけずこのシーンでは凄いダウナーだけど、このシーンでは凄い楽しそうと、全然読めない不安定さをやっています」と意欲的なコメント。
下村勇二アクション監督によると、「岡田将生さんにはアクションのセンスを感じます。フォームが非常にキレイで1、2回練習するだけで形になる。頭で理解するのと同時に、そのまま身体で体現できる貴重な才能があります」と太鼓判を押す。原作者も「私の頭の中にはなかった新しい「ストレイヤーズ・クロニクル」であるはずです。今はその誕生をわくわくしながら待っています」と期待を寄せている。
映画『ストレイヤーズ・クロニクル』は2015年全国ロードショー
2015年 日本映画/分
日本公開=2015年月日
配給=ワーナー・ブラザース映画
公式サイト
©2015「ストレイヤーズ・クロニクル」製作委員会
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