人気シリーズ『まほろ駅前』最新作の完成とあって、日本各都市を訪れ、イベントへの参加や、試写会での舞台挨拶を行う全国キャンペーンツアーを行っている。その第2訪問地である福岡では、九州最大級の音楽イベント「ミュージックシティ天神2014」のオープニングイベントへ。運営委員会からの依頼で、一行はステージに登壇。観客から大きな歓声が上がると、瑛太は「ありがとうございます。何かミュージシャンになった気分(笑)。福岡の皆さんは温かいですね! 今日は楽しんでください!」と、松田も「いい天気だし、僕もそっち側に行きたいぐらいです(笑)。楽しんでください。」と呼びかけ、大いに場を盛り上げた。
その後、夜はT・ジョイ博多での同作上映時の舞台あいさつに出席。瑛太は「皆さん優しいし・・・。好いとうと!」と博多弁を披露。続く松田も「いや〜、みなさん、しゃれとんしゃ〜(皆さんおしゃれですね、の意)」と語り、それぞれが来場者へ感謝を述べた。
前作から3年、大森監督は再び便利軒コンビについて、「大の男が3年、むさくるしく同居しているんですよ。二人にふりかかる困難に正面から向き合わないと成長できないだろうな、と思って、真面目に向き合う作品にしました」と本作に込めた思いを語った。
そんな多田と仰天コンビを3年ぶりに演じてみて、瑛太は「撮影に入るまで、龍平が『舟を編む』とか「あまちゃん」で行天とは全く違う役柄を演じていたのを観ていたので、今回はどんな行天になるのか楽しみだった」と語れば、松田は「(オリジナルストーリーのドラマ版「まほろ駅前番外地」と異なり)三浦しをんさん原作の世界に戻ってきたな、という感じがしましたね。今回は、行天のバックボーンが描かれるということもあって、今までと違う行天にチャレンジしました。多田と行天がボケツッコミ逆になるようなところもあって、それが楽しかったです」と振り返った。
ちなみに、劇中のキスシーンにNGカットが採用されたことを明かした瑛太だが、「多田と柏木亜沙子(真木よう子)の恋模様も描かれるんですが、キスシーンとかベッドシーンとかあるので・・・その辺も楽しみにしてください」と饒舌だったことも印象的だった。このキャンペーンのはじまりの地・大阪に続いて、ここ福岡でも観客の携帯による写真撮影タイムを実施するなどの大サービスぶりに歓喜の声も。その熱気にご一行も幸せそうな笑みを浮かべていた。
2014年 日本映画/124分
日本公開=2014年10月18日
配給=東京テアトル、リトルモア
公式サイト http://mahoro-movie.jp/
©2014「まほろ駅前狂騒曲」製作委員会
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