[シネママニエラ]スマートフォンのゲームキャラクターとして世界で人気爆発中の「アングリーバード」の映画化権を、ソニー・ピクチャーズ エンタテインメントが獲得し、2016年に3Dアニメーションとして世界公開を予定しているが、その声優が10月2日、発表された。
特設サイトhttp://www.unlocktheflock.net/(英語のみ)内で発表は、世界中で「#unlockTheFlock」をつけてTweetやFacebookなどでShareした人数が10億人に達したら、サイトにサプライズが起こる!?という企画のもと行われ、世界中から声援を募り、無事10億人に到達したことを受けて。
注目の声優は、『アナと雪の女王』にて大人気キャラクターのオラフを担当したジョシュ・ギャッドがチャック役に決まったほか、レッドにジェイソン・サダイキス(『モンスター上司』)、ボムにダニー・マクブライド(『ピザボーイ 史上最凶のご注文』)、マチルダにマーヤ・ルドルフ(『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』)が、敵サイドのピッグにはビル・ヘイダー(『くもりときどきミートボール』)がそして伝説のマイティーイーグルにはピーター・ディンクレイジ(『X-MEN: フューチャー&パスト』)がそれぞれキャスティング、個性そしてコメディ色豊かな曲者のキャストが揃った。
ジョン・コーエン(プロデューサー)は「今回のキャストを大変誇りに思います。ジェイソン、ジョシュ、 ダニー、ビル、マーヤそして ピーターの生き生きとした演技に加え、今まさに注目のコメディアンたちのオールスターアンサンブルです。皆、才能あるコメディアンたちなので、映画の出演が決まり、とても嬉しく思っています」
ドワイト・ケインズ( 米ソニー・ピクチャーズ シアトリカルマーケティング プレジデント)も「現在世界中でアングリーバードのゲームは約25億人という、ものすごい数の人々が楽しんでいます。まずは今回、ファンの方々に最初に情報をお知らせしたかったのでこのような施策を試みました。制作陣はとてもおもしろい映画を作っているので、ファンのみなさんはぜひ映画を楽しみにしていてください」
ブランカ・ジュティCEO(ロビオ)「手足の動きによる表現力とセリフがアニメーションではキーになるのでその部分に全力を注ぎました。そして1体ではなく、全てキャラに足と翼を付けたよ。豚以外にはね」
本作品のアメリカでの公開は2016年7月1日。日本では2016年、夏休みに公開を予定。監督はファーガル・ライリとクレイ・ケイティス。脚本はジョン・ビッティ。制作はロビオが担当し、アニメーションはアカデミー賞を受賞のSony Pictures Imageworksが担当。
映画『アングリーバード』特報
アングリーバードとは?
フィンランドのコンピューターゲーム開発企業ロビオ・エンターテインメントが開発・提供するキャラクターで、ゲーム「アングリーバード」は2009年からスタート。レッド、ブルーなどと呼ばれる特殊能力を持つ鳥をスリングショットで放って敵の豚を倒すシンプルなゲームで、アプリのダウンロード数は有料のアプリケーションとしては最高の17億DL!スマートフォン・ユーザーなら誰もが知っているゲームで、登場するキャラクターは世界中で大人気になり、瞬く間に国際的なキャラクターブランドの座を確立した。
原題=ANGRY BIRDS
全米公開=2016年5月20日
日本公開=2016年10月1日
2014年10月02日 掲載
2016年02月24日 更新[特報映像|邦題|初日決定]