[シネママニエラ]映画『ドラキュラZERO』ワールドプレミアが10月1日(現地時間)、英国ロンドンのレスター・スクウェアで開催され、主演のルーク・エヴァンスほか、サラ・ガドン、チャールズ・ダンス、ゲイリー・ショア監督らが出席した。ルーク・エヴァンスは「もし観客が望むのであれば、ぜひ続編に出演したいね!」と続編企画に意欲をみせた。
本作は、ドラキュラ物語のモデルとなった実在の男ヴラド・ドラキュラをベースに、これまでのドラキュラのイメージを一新した、スタイリッシュなアクション・エンターテインメント超大作。ゲイリー・ショア監督は「実在したヴラドが生きていた時代は、ちょうど印刷機が発明された時期と重なり、彼が血を飲む話はセンセーショナルなホラーストーリーとして初めて世界的に出回った話なんだ。この作品の背景となる歴史に基づいた話と、フィクションである誰もが知っているブラム・ストーカー原作のドラキュラと結び付けたんだ」と着想を吐露。
そのドラキュラを演じたルーク・エヴァンスは「出演したすべての作品で習得したあらゆるスキルが、次の作品に活かされてる。今回の場合も『ホビット 決戦のゆくえ』の撮影を終えたばかりだったから、そこで得た剣術はすべて活かせたし、新しい技も覚えたよ」と軽快に語る。
相手役のサラ・ガドンは、Oscar de la Renta(オスカー デ ラ レンタ)のドレスで華やかに登場。ドラキュラに惹かれる理由を「それは、セクシーだからよ。それに、人間として本質的に興味があるテーマについて考えさせられるからじゃないかしら。たとえば、愛、誘惑、支配欲、自制心について。飽きることはないわ」と自分になりに解釈していた。ショア監督も「ドラキュラは、おそらく外側のイメージと内面とのギャップが人を引きつけるんじゃないかな。興味が尽きないんだよ」と同意。
チャールズ・ダンスは、ルークとの共演を「イケメンで素晴らしい才能の持ち主であるだけではなく、ものすごく優しかったよ。彼に爪を立てたり、年寄りの息を顔に吹きかけたりしても一度も文句を言わなかったんだ!」と振り返った。人を惹きつける魅力を備えたドラキュラ像は、俳優ルーク・エヴァンスが演じたことで誕生したようだ。
映画『ドラキュラZERO』予告編
©Universal Pictures
アメリカ映画
原題=DRACULA UNTOLD(2014)
日本公開=2014月10月31日
配給=東宝東和
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