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イニャリトゥ監督の意欲作『バードマン』の邦題決定

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』[シネママニエラ]映画『バベル』『アモーレス・ぺロス』のアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が、映画『ゼロ・グラビティ』『ツリー・オブ・ライフ』の撮影監督エマニュエル・ルベツキとタッグを組み、ほぼワンカットで挑む最新作「BIRDMAN or(The Unexpected Virtue of Ignorance)」の邦題が、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』に決まった。

本作は、これまでシリアスな人間ドラマで才能を高く評価されてきたイニャリトゥ監督が初めて挑むブラックコメディであると同時に、俳優人生の舞台裏を描いた、辛辣でドラマティックなダーク・ファンタジー。ヴェネツィア国際映画祭でのオープニング上映に続き、ニューヨーク映画祭ではクロージング上映されると、賞賛の声が続々。

主人公を演じるのは、自らも『ダークナイト』以前の映画『バットマン』でバットマン役を演じたマイケル・キートン。また昨年公開された『ゼロ・グラビティ』でアカデミー賞®を受賞したルベツキが撮影を担当し、全編1カットかと見粉う、流れるようなカメラワークを実現。

映画の全編にわたって登場するのは、監督が思春期から好きだったというレイモンド・カーヴァーの短編「愛について語るときに我々の語ること」。若くして全盛期を迎え、愛と賞賛を混同して生きてきた主人公が、役と同じように徐々に愛を必死に求める男となってゆく様を捉えていく。

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』あらすじ
かつてスーパーヒーロー映画『バードマン』で世界的な人気を博しながらも、現在は失意の日々を送る俳優リーガン・トムソン(マイケル・キートン)は、復活をかけてブロードウェイの舞台に立とうとしていた。レイモンド・カーヴァーの「愛について語るときに我々の語ること」を自ら脚色し、演出と主演を務める舞台には、彼のすべてが注ぎ込まれている。しかし、プレビューを前に出演俳優が大怪我を負い、降板してしまう。

映画『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』は、2015年春よりTOHOシネマズ シャンテ全国ロードショー

2014年 アメリカ映画/119分
原題=BIRDMAN or(The Unexpected Virtue of Ignorance)
日本公開=2015年
配給=20世紀フォックス映画
公式サイト
©2014 Twentieth Century Fox. All Rights Reserved.

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