映画『寄生獣』は、高校生の泉新一と、彼の右手に寄生したミギーによる奇妙な友情と戦いの物語。岩明均著の同名漫画の実写化で、脚本は古沢良太が担当。映画『寄生獣 完結編』(2015年4月25日公開)とあわせた2部作だ。日本実写映画史上初となる技術パフォーマンスキャプチャーを用いて、主人公の右手に寄生する生物・ミギーが誕生している。染谷は「阿部(サダヲ)さんのキャプチャが最初に行われまして、現場では見えないミギーを相手にお芝居していたので、完成作を観て、初めてミギーを目にしたときは涙が」と述懐。さらに「右手にミギーがいるのは世界で僕だけ、自慢です!」と誇らしげ。とはいえ、パラサイトに脳を侵食されたほかのキャストの話に触発されて「僕の顔も割れないかな」という願望があったとポツリ。すると即座に、監督から「主役が割れちゃ困るでしょう」とツッコミが入るほど、和気あいあい。
寄生された役柄を演じた深津は「初めて人間以外を演じました。顔が割れることに抵抗はまったくありませんでした。完成作を観て『もっと割れろ!』と思ってしまいました。自画自賛ですが似合っていたと思います」と語れば、東出も「ホテルの部屋でも(不気味な)笑顔の練習をしました。気持ち悪いと思ってもらいたかったのですが、現場で染谷くんに『気持ち悪い』と言われたので、うれしかった」と語った。
こちらの記事は速報です。
映画『寄生獣』は、2014年11月29日[土]より全国東宝系にてロードショー
日本映画/109分
英題=PARASYTE
日本公開=2014年11月29日
ワールドプレミア=2014年10月30日
配給=東宝
公式サイト http://www.kiseiju.com/
©映画「寄生獣」製作委員会
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