有村架純「連続ドラマW 海に降る」

有村架純「海に降る」連ドラ初主演!「強くたくましく演じたい」

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[シネママニエラ]女優の有村架純が、朱野帰子著の同名小説をドラマ化する、WOWOW土曜オリジナル「連続ドラマW 海に降る」で、潜水調査船「しんかい6500」の日本人初となる女性パイロット天谷深雪役を演じることとなり、意気込みを語った。

有村架純「連続ドラマW 海に降る」
©WOWOW

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組織の中で奮闘し、亡き父の遺志を受け継ぎ深海の謎に命を懸けて臨む役どころについて、有村は「台本を初めて読んだとき、心臓がドキドキというよりもバクバクしました。「海に降る」という作品は、海洋研究の世界を描いています。その海洋研究が担っているのは、日本や世界の未来です。だからこの作品の背負っているテーマは、すごく大きなもので本当に身が引き締まりました。初めての連続ドラマの主演という大役を頂き、不安や戸惑いはありますが、男社会の厳しい環境の中で立っている深雪のように、私も甘えることなく、強くたくましく演じられたらと思います」

海洋科学の研究機関JAMSTEC(海洋研究開発機構)が全面協力し、深海の未知の生物、新たな資源、巨大地震のメカニズムの解明といった海洋科学技術の最先端を圧倒的なリアリティで描く。深海の美しさを追求し全編4K収録したフルハイビジョン画質で放映する!

山本剛義監督

「先ずは今回この作品を撮るにあたり取材させて頂いたJAMSTECの研究者の方々、パイロット並びに深海6500の運行チームの仕事に対する姿勢や考え方、純粋さに感銘しました。4月18日に中部沖縄海溝に潜航させていただきました。深海には光が届かないからこその「気高さ」深海6500が光をあてなければ「光」という存在さえも知らずに一生を終える生物の数々。想像していたよりも多くの命がそこにありました。宇宙ならば宇宙服を着て船外に出れますが深海では絶対に船外に出られない、決して触れることのできない故の「神々しさ」に圧倒されました」

朱野帰子(原作者)

「『海に降る』を書いたのは四年前のことです。私が原作で書いたのは震災直後の日本でしたが、ドラマではそこからさらに時間を進めて、海洋科学の最新情報をこれでもか!というほど盛りこんでくださっているようです。実はドラマ化のお話をいただいたときから「深雪が有村架純さんだったらいいな……」とだいそれた野望を抱いておりました。愛らしさと、凛々しい雰囲気とが同居している感じが、本物の〈しんかい6500〉の女性コパイロットの方と似ているな、と思っていたからです。なので、有村さんに決まったと伺ったときは心のなかでガッツポーズをとってしまいました。潜航服姿を拝見するのがとても楽しみです。」

ドラマW「海に降る」あらすじ

JAMSTEC有人潜水調査船「しんかい6500(6K)」の運航チームに所属する天谷深雪(有村架純)は、6Kのパイロットになることを夢見ていた。父・厚志もパイロット兼研究者だったが、志半ばで病死。深雪は、幼少期に父が話してくれた“深海の宇宙”を探索することを目標に、パイロット候補生として日々業務にいそしむが、ある日、6K搭乗のチャンスをつかむ。JAMSTECも日本人初の女性パイロット誕生とあって広報活動に余念がない。しかし潜航直前、深雪は父のロッカーの中から1本のテープを見つける。そこに記録されていたのは、未知なる巨大な物体や深海に取り残されたパイロットたちの恐怖の映像であった。そこには父の最期の姿も映っていた。

[スタッフ]
原作=朱野帰子『海に降る』(幻冬舎刊) 
監督=山本剛義(「夜行観覧車」) 脚本=徳永友一、浅野敦也 ほか
音楽=稲本響(「連続ドラマW 私という運命について」) 
プロデューサー=岡野真紀子、浅野敦也
協力=JAMSTEC(海洋研究開発機構) 製作=WOWOW ドリマックス・テレビジョン
[キャスト]
出演=有村架純 井上芳雄ほか

WOWOW土曜オリジナルドラマ「連続ドラマW 海に降る」は2015年10月放送予定
公式サイト http://www.wowow.co.jp/dramaw/umi/

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