[シネママニエラ]人気漫画を原作に2部作で描く映画『寄生獣』の公開直前試写会が11月20日に東商ホールにて開催されたところ、千葉県船橋市非公認キャラクターのふなっしーがサプライズ登場し、主人公の染谷将太と山崎貴監督に対して自身が寄生獣ファンであるとの熱弁を奮い、「何でもするから」と後編への出演を直談判! ところが、既に撮影は終了しているので、とかわされてしまったことで、ふなっしーは「出番なっしー!チキショー!」というキレ芸を披露し大いに場を盛り上げた。
本作は、高校生の泉新一と、彼の右手に寄生したミギーによる奇妙な友情と戦いの物語。この日のイベント前に、完成した同作を鑑賞したというふなっしー。もともと原作のファンであり、「全巻読んじゃったなっしー」と語ると、ふなっしーと初対面という山崎監督は「どうやって本を読むの?」などと習性に興味津々。ふなっしーは「漫画をうしろから入れてもらって中で1冊ずつ読むなっしー」など、ざっくばらんに返答。
そんなふなっしーの右手にはパラサイトが! 「映画を観ていたら右手がパラサイトに侵食されたなっしー。これミギっしーだと思うなっしー」と言い、続けて映画の感想を述べ始めた。「原作に忠実かつスリリングな展開になっていて、さすが山崎監督なっしー。染谷さんも新一が寄生されていく過程をうまく演じていたなっしー」と褒めまくり。ところが、一瞬キャラを忘れたかのような超真面目な評論を展開したため、キャラ設定がこわれることを心配(?)した山崎監督が「(ふなっしーの語り口が)素になりかかってますけど」と、助け船をだされる場面も。
そして、ふなっしーは、寄生獣のキャラクターであるミギーに対して「梨汁ブシャー」のフレーズを基にした「寄生汁ブシャー」を考案。染谷と監督も巻き込んで、ジャンプと決めゼリフを舞台上で生披露させることにも成功。そんなハイテンションのふなっしーの登場に戸惑いきみの染谷だったが、ふなっしーが「何でもするので映画の後編に出させて」と直談判したことを受けて、「じゃあ、寄生された人間は顔がパカッとひらくので、ふなっしーも顔を開いて人間をパクっと……」と逆提案すると、ふなっしーは誘導に乗って「パカッとすると中の人間的なのが出てくるからー」とオトナの返しで、観客を大笑いさせていた。
こちらの記事は速報です。
映画『寄生獣』は、2014年11月29日[土]より全国東宝系にてロードショー
映画『寄生獣 完結編』は、2015年4月25日公開
2014年 日本映画/109分
英題=PARASYTE
日本公開=2014年11月29日
配給=東宝
公式サイト http://www.kiseiju.com/
©映画「寄生獣」製作委員会
[amazonjs asin=”B00SYMH7I4″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”寄生獣 Blu-ray 通常版”]
[amazonjs asin=”4063770486″ locale=”JP” tmpl=”Small” title=”新装版 寄生獣(1) (KCデラックス アフタヌーン)”]