[シネママニエラ]オスカー女優のケイト・ブランシェットが貫録の演技を披露している映画『シンデレラ』で、ヒロインのシンデレラを演じたリリー・ジェイムズの初来日が決まった。約8年ぶりの来日となるケネス・ブラナー監督とともにジャパンプレミアに来場予定。
新進女優のリリー・ジェームズは、オーディションで主役を射止めたまさにシンデレラガール! 見た目の美しさだけでは務め上げることが出来ない、内面から溢れだすシンデレラ本来の美しさを見事表現しており、その実力はケイト・ブランシェット、それにフェアリーゴッドマザー役の女優ヘレナ・ボナム=カーターも大絶賛するほど。
ヒロインを魅力的に見せるためにも欠かせなかったのは演技派女優のキャスティングだ。ブラナー監督は「真に優秀な女優が演じることで、私たちはこの継母の心の側面:コンプレックスやディテールに富んだ人間性を見ることができます」と語り、今まで“ただの悪役”だった継母の隠れた本質を表現できる女優としてケイト・ブランシェットに絶対的な信頼を寄せている。
また、「ケイトは機知と情感に富んでおり、それを豊かに使った演技を披露しています。また同時にこのキャラクターが持つ悲劇を微かに匂わせているのです。こういったバックストーリーをキャラクターに与えた上で、それを彼女が軽々といとも簡単に演じてみせる。他の良く似たおとぎ話の映画との決定的に違う手法の1つだと言えるでしょう」とも。
当のケイトも「継母が人に好かれるような感じで演じてはいけないと心がけました。観客から好かれる、好かれないということでなく、彼女を理解する事が大切だと感じたんです。また主人公はシンデレラなわけだし、重要なのはシンデレラが、善良で優しくても、強い女性として描かれることでした」と語り、あくまでもシンデレラの魅力が生かされる脇役に徹したと明かす。
続けて、ケイトは「純粋に邪悪な人なんて誰一人いない」という持論も。「誰にでもそうなる動機や誘因があると思うんです。役作りでは、何があって人が邪悪になるのかについて探求することに興味を持ちました。この映画のささやかな場面を通じて、この女性は自分の人生をもう一度やり直そうとしていたときに、彼女の新しい夫が彼の娘シンデレラに注ぐ深い愛情に激しく嫉妬してしまったことを、観る人は垣間見ることができると思います」と分析しつつ、見どころを語っている。
来日記者会見とプレミアイベントは4月7日、8日の日程を予定している。リリーの口から今作の魅力が語られるはずだ。
映画『シンデレラ』は、2015年4月25日[土]より全国ロードショー
2015年 アメリカ映画
原題=CINDERELLA
米国公開=2015年3月13日
日本公開=2015年4月25日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©2015 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
2014年12月4日 掲載
2015年03月13日 更新
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公式サイト Disney.jp/CINDERELLA
[シネママニエラ]ディズニーが実写化する映画『シンデレラ』の公開時に、社会現象となった『アナと雪の女王』の最新短編映画『Frozen Fever / フローズン・フィーバー(原題)』と同時上映されることが決まった。
ディズニーは、古くから童話原作の映像化を、その時代に合わせてストーリー設計し、新しいキャラクターとして世に送り出してきた。「アナ雪」こと『アナと雪の女王』では、ありのままを受け入れ、自由に生きようとするヒロイン・エルサの姿が描かれ、多くの現代女性の共感を得ている。
いつの時代も、観客に夢や希望を与え続けてきたディズニーがその伝統を受け継ぎ、すべての女性に贈る新たなディズニーのラブストーリーに目が離せない。
映画『シンデレラ』は、2015年4月25日[土]より全国ロードショー
2015年 アメリカ映画
原題=CINDERELLA
米国公開=2015年3月13日
日本公開=2015年4月25日
配給=ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン
©2014 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.
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