[シネママニエラ]ファンクの帝王JBことジェームス・ブラウン初の伝記映画「Get On Up(原題)」の邦題が、『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』に決定し、2015年5月より全国公開することが、彼の命日である25日に発表された。
強烈な個性とカリスマで半世紀に渡り活躍を続けてきた伝説のアーティスト、ジェームス・ブラウンの真実の物語で、極貧の子供時代から20世紀最高のエンターテイナーに成長していくまで捉えたもの。
2006年12月25日に73歳で、この世を去った後も、彼が生み出した音楽は膨大なアーティストにサンプリングされている。日本ではコマーシャルの影響も大きく、楽曲♪「Get Up (I feel Like Being A) Sex Machine 」の歌詞より「ゲロッパ」の人として認識している人も多いだろう。
本作の製作はミック・ジャガー。かつてのライバルであり、彼を尊敬しているザ・ローリング・ストーンズのフロントマンの願いから本作は誕生した。ビルボード誌の取材で(映画でもライヴ盤が録音されるシーンが描かれる)アルバム『ライヴ・アット・ジ・アポロ』をあげて、「ジェームス・ブラウンは俺にすごくインスピレーションを与えてくれた。たくさんのことを彼から学んだ。彼の動きをまねるということではなく、彼の態度、仕事ぶり、そうしたものを学んだ。彼が成し遂げたことを尊敬している」と語っている。
監督は、映画『ヘルプ~心がつなぐストーリー~』のテイト・テイラー。通称JBを演じるのは映画『42~世界を変えた男~』のチャドウィック・ボーズマン。ショービジネス界一の働き者、ファンキープレジデントなど数々のニックネームで呼ばれ、全てが桁違いだったJBの姿を、本作はどのように見せてくれるのだろうか。
映画『ジェームス・ブラウン~最高の魂(ソウル)を持つ男~』は、2015年5月より全国公開
アメリカ、イギリス映画/139分
原題=Get on Up (2014) imdb
日本公開=2015年5月
米国公開=2014年8月1日
配給=シンカ、パルコ
公式サイト http://jamesbrown-movie.jp
©Universal Pictures
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