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加治将樹『サムライフ』20キロ増デ・ニーロ・アプローチで臨む

[シネママニエラ]俳優のロバート・デ・ニーロが、出演作品によって、肉体改造や語学の習得など、過酷なまでの役作りを行うことから、映画業界ではそうした非常に貪欲な役作りを追及することを「デ・ニーロ・アプローチ」と呼ぶが、日本人の若手俳優・加治将樹が、映画『サムライフ』で体重20キロ増のデ・ニーロ・アプローチを実現させていたことが明らかになった。

役者集団D-BOYSの元メンバーでもある加治は、ミュージカル「テニスの王子様」でデビュー。映画『サムライフ』は実話を基にした作品であり、ケンジ役のモデルとなった人物は体格がよく、グループ内でムードメーカー的存在だった。森谷 雄監督は「はじめからこの役は、加治将樹しか考えられない」と、熱烈にオファーをするものの、増量を絶対条件とした。

そしてオファーから、およそ半年後。初めてキャストが顔を合わせた本読みに加治は、監督はじめキャストも驚愕の20キロ増量し登場した。数多くの俳優を見てきた監督も「彼は、若手俳優で唯一、デ・ニーロ・アプローチの出来る俳優だ!」と絶賛。主演の三浦貴大も「この作品の見どころのひとつは、加治将樹の太りっぷりといっても過言ではない!」と、明言するほどの加治の変身ぶりをスクリーンで確かめてもらいたい。

なお、このようなアプローチをしている俳優として、名実ともにハリウッドを代表するそうそうたる役者陣がいる。例えば映画『マシニスト』30キロ落とした体重を『バットマン ビギンズ』で、32キロまで増量したクリスチャン・ベール。ジャレット・レトは、実在の人物を演じた『チャプター27』で30キロ増量、そして18キロ減量をして臨んだ『ダラス・バイヤーズクラブ』で第86回アカデミー賞助演男優賞を受賞したことは記憶に新しい。

映画『サムライフ』は、2015年2月28日[土]よりヒューマントラストシネマ渋谷ほかにてロードショー 2015年2月7日[土]より長野先行ロードショー

2015年日本映画/118分
日本公開=2014年2月28日
配給=ビターズエンド
公式サイト http://www.bitters.co.jp/samulife/
© 2015『サムライフ』製作委員会

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