『アメリカン・スナイパー』【動画で今の旬映画】[シネママニエラ]第87回アカデミー賞で作品賞・主演男優賞・脚色賞・録音賞・編集賞・音響編集賞の計6部門にノミネートされている本作は、米海軍特殊部隊ネイビー・シールズのクリス・カイル(故人)の自伝「ネイビー・シールズ 最強の狙撃手」を基に、映画『硫黄島からの手紙』『父親たちの星条旗』で勧善懲悪では語れない現実を突き付け、感動のドラマ紡いだ名匠クリント・イーストウッド監督がメガホンを執った衝撃作。プロデューサー兼主演は俳優ブラッドリー・クーパーだ。
◆戦争が人に与えるダメージを伝えたい◆
イーストウッド監督作品史上最大のヒットを記録。全米興行収入は2億8,000万ドル(336億円)を突破。本作の核となるテーマについて、「2つの大いなる責任の間で、苦悩する男の話。母国に対する責任と、家族に対する責任、戦争が人に与えるダメージを伝えたい」とイーストウッドは語る。オノ・ヨーコ氏「若者が観るべき作品」、村上春樹氏「よくできた緻密な映画」と著名人のコメントも相次いでいるという。
映画『アメリカン・スナイパー』あらすじ
9.11以降のイラク戦争が舞台。米海軍特殊部隊ネイビー・シールズに入隊を果たしたクリス。その任務は「どんなに過酷な状況でも仲間を必ず守ること」。彼は狙撃の精度で多くの仲間を救いレジェンドの異名を轟かせるほどに。ところが、そんな彼の腕前は敵の知るところとなり、悪魔と恐れられ、その首には18万ドルの賞金が。反乱兵たちの標的となってしまう。
映画『アメリカン・スナイパー』は2015年2月21日[土]新宿ピカデリー・丸の内ピカデリーほか全国ロードショー
【近況】クリス・カイルさんは、映画の脚本家が完成したその2日後、2013年2月2日に、心の病に悩む兵士エディー・レイ・ルース(当時25歳)によって射殺。映画の公開を待たずして38歳で生涯を終えている。テキサス州ダラスのカウボーイズ・スタジアムで執り行われた彼の葬儀には約1万人が参加。なお、2月11日(現地時間)より同州法廷で殺人罪の裁判が本格化。再び世論の注目が集まっている。
R+15
2014年 アメリカ映画
原題=AMERICAN SNIPER
日本公開=2015年2月21日
配給=ワーナー・ブラザース映画
公式サイト www.americansniper.jp
©2014 VILLAGE ROADSHOW FILMS (BVI) LIMITED, WARNER BROS. ENTERTAINMENT INC. AND RATPAC-DUNE ENTERTAINMENT LLC
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