[シネママニエラ]Hey! Say! JUMPの山田涼介が映画初主演の『映画 暗殺教室』が3月21日に初日を迎え、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでは山田をはじめ菅田将暉、山本舞香、知英、椎名桔平、羽住英一郎監督が上映後の舞台あいさつに登壇。この日、羽住監督に第二子が誕生しダブルの祝い事に加えて、劇中の「殺せんせー」の声を、山田には事務所の先輩にあたる嵐・二宮和也がつとめていることが、二宮の来場によってついに明かされたのだった。発表の瞬間は一瞬の静寂の末、大歓声が沸き起こった。
この模様は、全国114スクリーンで生中継された。登壇者は各自の出身地に向けそれぞれメッセージ。そんな登壇者を驚かせたのは、舞台あいさつの後半でのこと。着ぐるみの殺せんせー(ころせんせー:触手のある黄色いキャラクター)が触手を操りつつ軽やかに舞台の下手から登場。そちらに注目を集める中、舞台反対の上手には二宮の姿が。山田や菅田が「今日の殺せんせーの動きはシャープだね」などと印象を述べるや、二宮が「本当だね」と応答。監督を除いた登壇者は、本作への二宮の関与を知らされておらず、見事サプライズに成功した。
クールな印象の椎名ですらも、「この前、嵐の番組に出た時も何も言ってなかったでしょ!」と指摘。山田に至っては「事務所から何にも言われてないんですけど! うちの両親に『殺せんせーの声って、二宮くんじゃないの?』と問われ、『絶対違うから、主演のおれが何も聞いていないし』とやり合ったんです。頭の整理がついていないです。でも、こういう形ですが先輩と共演できてうれしいです!」と、喜びと驚きの表情を入り交じるなかコメント。
二宮によると、「昨秋ぐらいにオファーをいただいて。でも、バレてはいけないと。ただ、嵐のメンバーはみんな知ってましたから」と守秘義務があったことを説明。また「(山田の)初主演作なので自分が悪目立ちしないようにしようと。でも、初日に出ないと出る場がないので、今日だけ出てきちゃいました(笑)」と今回限りの登場だと宣言し、後輩の奮闘をねぎらった。また、二宮は中継先も意識してか、ファンに向かって「やくなよ!」とポーズを決めるなどサービス精神を発揮。
松井優征著の人気コミックを『海猿』シリーズなどの羽住監督が実写化した本作は、名門・椚ヶ丘中学校を舞台に、落ちこぼればかりのクラス3年E組の生徒たちと、地球を破壊すると予告した異星者の殺せんせーとの交流を描く青春映画。赤羽業(カルマ)を演じた菅田は、数学教師を目指したこともあったそうで「(今作で描かれる)教育論の素晴らしさ」は多くの人に知ってほしい題材だとアピール。山田も「映画に出ることが僕の夢。そんな僕にとって初めての映画で初めての主演作は本作だけ。それがこんな素晴らしい作品でうれしい」という自信作とあって、みな一様に晴れ晴れとした表情を見せていた。
こちらの記事は速報です。写真は追って掲載します。
映画『暗殺教室』は、2015年3月21日[土]より全国東宝系にてロードショー
日本映画/110分
日本公開=2015年3月21日
配給=東宝
公式サイト
©2015 松井優征/集英社・映画「暗殺教室」製作委員会
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