仲里依紗「テミスの求刑」検察事務官に！テーマは冤罪の償い

[シネママニエラ]女優の仲 里依紗が、大門剛明著のリーガルサスペンスを基にしたWOWOW連続ドラマW「テミスの求刑」で検察事務官の主人公・平川星利菜に扮することがわかった。平川は、弁護士殺しの容疑をかけられた検事とともに、過去の冤罪事件の真相を解き明かしていく。

大門剛明は、司法制度をテーマにした推理小説を発表し続ける作家。本作は、警官であった父親を殺された過去を持つ女性検察事務官が、父を殺した犯人の冤罪疑惑が浮上したことで、次々と新たな事件に巻き込まれていくノンストップサスペンス。

“冤罪をどう償うのか”という現代社会に課せられたテーマを扱う社会派ドラマであると同時に、２つの殺人事件の真実を追う法廷ミステリーでもあり、リーガルサスペンスの新機軸を打ち立てた。監督は「連続ドラマW 悪貨」「連続ドラマW 震える牛」の権野元、脚本は「ドラマW 再生巨流」久松真一。重厚な社会派サスペンスの映像作品を手掛けてきた２人が担当する。

「今回、初めてWOWOW連続ドラマWに出演させていただくことになりました。検事事務官役です。このような社会派ドラマに出演させていただくのも初めてで、すごくワクワクしています。ポスター撮影では、パンツスーツを着て、自分でもすごく新鮮でした。私が演じる主人公は、深い過去を背負って日々生きています。その辛さを乗り越えて前向きに生きる姿を、少しでもリアルに表現できるよう、丁寧に演じたいと思っています。
岸谷五朗さん、杉本哲太さん、世良公則さんなど、ベテランの方々と共演させていただくのは楽しみでもあり、すごく緊張しますが、力をお借りしながら素敵な作品になるよう一生懸命頑張ります。是非、楽しみにしていて下さい」

ドラマ「テミスの求刑」あらすじ

検察庁の事務官・平川星利菜（仲里依紗）の父親（螢雪次朗）は警官で操作絡みで殺害されていた。車上荒らしの疑いで事情聴取された健太郎による犯行とされ逮捕、量刑も確定。星利菜は、健太郎を自白に追い込んだ検事・田島亮二（岸谷五朗）を尊敬し、ともに仕事をするように。しかし、ある日、健太郎が冤罪を主張し、刑務所で自殺したことを知る。数日後、健太郎の弁護を行なった黒宮弁護士（佐藤二朗）と顔を合わせた田島は、真犯人の存在をほのめかされる。

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