世界で最も有名で、最も愛され、最も傷ついたプリンセスと言えば、元英国皇太子妃ダイアナが思い浮かぶだろう。36歳で謎の多い死をとげた故ダイアナ元妃。すでに語り尽くされたかにみえた伝説だが、秘められた1ページがあったとして、映画『ヒトラー ~最期の12日間~』のオリヴァー・ヒルシュビーゲル監督が本作でその真実に迫る!
故ダイアナ元妃を演じたのは、2回のアカデミー賞ノミネートに輝くナオミ・ワッツ。女優人生をかけて演じ切った。その姿は、表情、髪型などはもちろんだが、憂いを秘めた上目使いの目や、立ち姿の佇まいなど何気ない仕草が息をのむほどにそっくり!! 今年度のオスカーの台風の目になると既にささやかれているほど。
故ダイアナ元妃の誕生日である7月1日、お披露目となった日本版の特報では、世界で最も有名で民衆から愛された故ダイアナさんの華やかな一面と、その反面、王室から孤立し、無遠慮なカメラの放列にたったひとりで立ち向かっていった痛いほどの孤独や苦悩が垣間見える。苦しみや悲しみを乗り越えてひとりの女性として変貌を遂げていく過程がどう映し出されるのか、期待したい。
映画『ダイアナ』ストーリー
王室を離れたダイアナが一人の女性として最期まで追い求めものとは?
1981年、保育士だったダイアナが、イギリスのチャールズ皇太子と結婚、20歳の可憐なプリンセスに人々は熱狂した。翌年には長男、続いて次男が誕生するが、伝統を重んじる王室と、現代的な都市生活を愛するダイアナとの間に溝ができていく。さらにチャールズの不倫と、ダイアナの秘密の恋が発覚。現代のシンデレラストーリーと思えたが、やはりおとぎ話となり、二人は離婚する。
映画『ダイアナ』は、2013年10月18日[金]よりTOHOシネマズ有楽座ほか全国ロードショー
略歴
1961年7月 1日 名門貴族スペンサー家の三女として誕生。結婚前はロンドンの幼稚園で保育士をしていた
1981年7月29日 チャールズ王太子と結婚
1982年6月21日 長男 ケンブリッジ公爵ウィリアム王子誕生
1984年9月15日 次男 ヘンリー・オブ・ウェールズ王子誕生
1986年5月8-13日 来日「ダイアナ・フィーバー」を巻き起こす
1996年8月28日 離婚 その後は対人地雷廃止運動、エイズ啓発活動など精力的に活動 1997年8月31日 死去
1997年9月 6日 ウェストミンスター寺院にて葬儀
原題=DIANA
日本公開=2013年10月18日
配給=ギャガ
公式サイト http://diana.gaga.ne.jp/
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© Laurie Sparham
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